輝きの彼方

twitterでは表しきれない、自身の素直な気持ちを書き殴っています。自分の足跡を、経験した事を形として残し、自分の人生が最高だったと思えるように。 人生経験の目標と振り返り。二次元コンテンツの考察と感想など。

【振り返り】2021年3月1週目

なんとか人生を満足できるものにしたい、とある社会人の日記です。

 

時、マジで速すぎる。もう今年三か月目だと……?

時が早く感じるのは、毎日が同じ繰り返しだからって聞いたことあるから尚更辛み。

 

……が、とにかく今週もやっていく。

 

【仕事】〇(普通)

定時、もしくは残業しても一時間の勤務スタイルに慣れてしまい、久しぶりの休日出勤、後半殆ど身に入らなかった。

(普段より一時間朝早く起きて朝シャワー決めて余裕を持って出社したことは褒めたいが)

マジで新しい知識は身についてないし、あと二週間半しかもうこの現場には居ないのだから、悔いの残らないようにする。

(こういうよくわからん真面目さは不要だとおもんだけどな)

★どうするか

→焦ってもしゃーない。出来る範囲のことに全力出したら、後は(人事の評価とか、現場の評価とか)はなるようになるしかない。自信を持て。

 

【メンタル】〇(普通)

自尊感情が低いことについて少し考えてみた。

自分は、「俺には○○さんに到底及ばない」「きっとこれはできない」「俺は全然絵も文章も楽器も上手くない」と考えてしまっている。

これのダメなところは、「1、人と比べてしまっていること」「2.自分で自分の力を制限してしまっていること」

1については永遠の課題なので、常に意識するとして、今回は2について着目。

 

思えば、ずーっと自分のことを「その程度」「大したことない」と、自分で自分を貶めていた気がする。

恐らく「失敗が怖い」「周りにどうみられるか怖い」

「予防線を貼っておこう」

みたいな考え方になっている。

謙遜や現状に満足しないと言えば聞こえがいいが、一番問題なのは、今言った

「自分を貶めている」ことにある。

人の価値観や考え方は変えられないからこそ、自分だけは自分を認めなきゃいけないのに、その自分ですら「大したことない」「全然ダメ」と罵倒している。

その「思い込み」が、本来の持っている力を制限しているのかもしれない、と考える。

プロスポーツ選手が「自分にはできない。大したことない」と思いながら練習したりするわけがない。

★どうするか?

→具体的なアクションが思いつかないが、まずは「自己卑下」するクセを自覚し、なるべく治す(=プラスの考え方)に変える。

→多分実践しようとしても「いやあの人と比べたら全然自分は……」ってなりそうだが、自分の評価に他人は関係ないはずだ。勿論、中身の伴わないのは駄目だけど、「足りないものを認めて努力する」のと「出る杭叩かれるのを恐れて平凡なフリをする」のは違う。

→もちろんこれを変えたからって何か自分の能力が飛躍的に向上するわけではない。

けれど、自分に自信を持っている人は例えトップクラスの実力を持ってなくてもそういうオーラが伝わってくるし、自分でも常に自己卑下している人間見てるとイライラする。

→無根拠な自信ではなく、「自分でもできる。仮に失敗したとしても経験値になるからOK」というスタンスでいく。

 

【趣味】◎(良い)

<絵>

虹野ゆめ誕生日絵が、今までの自分の絵の中で一番高いクオリティになった。

(今見返すと、思い描いてたポーズになってね~とか反省するが)

めちゃくちゃ時間をかけてしまったこと以外は問題なし。

絵を描くこと、特に練習をすることが楽しくなってきたので、少しずつこれからも前向きに取り組む。

特に、塗り、なんか自分の塗は浮いてるような気がする(アニメ塗りをしたいが、どこか違う。後、今の時代だとちょっとずれてる?)

★どうするか?

→理想の一つに、さいとうなおきさんのポケカ絵(この時点でアニメ塗りではない?)があるので、今後も塗り模写もやっていく。

 

<楽器>

もう今年は吹くことはないだろう。

ただでさえボロボロの中古だから、もうリペア出しても金だけとられるだけかもしれない。

 

<文章>

1150字。

一日100文字からスタートして、少しずつ上げるという超ハードル下げた結果、うまくいっている。

二日で4000字書くよりも、一週間で3500文字書く方が長い目で見れば習慣になって良い気がする。

この調子で継続する。

 

<ゲーム>

今週は少しやれた。

FF7 クラウドが精神崩壊?してやっと話が面白くなってきた

(後どれくらい続くんだろう)

とにかく、やりたいゲームに溢れてるので、思考停止でソシャゲやyoutube開く時間を抑え、時間を作っていく。

 

■先週

・オリ絵完成

→◎ 一つ壁を突破した。

・休息(3/4から、頑張る為の休息(7日)を取る

→× 結局休めていない。

 

 

■今週

・休む

12~14の三日に縮小。しかも、絵の習慣と文の執筆は習慣を研ぎらせない為にも継続するが、絵はなるべく前日にまとめ書きする、文は三日間で450文字)という超楽ハードルで上手く休む。

・習慣の継続

早朝ルーティーン、趣味

 

……肝臓、診てもらってないな。

しかし歯医者もそろそろ検査しに行かなければ……医療費かかりすぎるが……

 

カナタWAVE

 

 

【振り返り】2021年2月4週目

光の速さで、って言葉すら陳腐に思えるくらい、あっという間に1年の6分の1が終わってしまった。

 

これから先老いるだけって考えると辛いな…

さて、やってくか。

 

振り返る習慣がついてきたことで、色々と思考をアウトプットしたい欲に駆られた為、今回は少し長めだし深め。

 

■仕事 △

とりわけ変化なし。

ただし、自責ではないトラブルの調査依頼をされて、特段忙しかった訳でもなく不機嫌な対応をしてしまった。

圧倒的ガキ。自分の機嫌くらい自分で取れ。

★これからどうするか

→理不尽な命令に反発はするし、ハンドリングをどのように考えてるかは問う。しかし、そこに怒りの感情は不要。不当にこき使われてない限りは対応すべし。

 

今の現場もあと1月だしな…。

入社1年目に戻ったつもりでやってく。

 

■メンタル △

結婚報告爆撃で甚大な被害を被った。

さらに、そこからヤケになって自ら別の人(知り合い・同年代)の結婚報告を覗きに行き(メンタルリスカ)、大分心中穏やかじゃない時があった。

 

一旦、自分の現状スタンスをここに整理する。 

(そういう相手、機会があるのか?という意見は無視)

 

・結婚そのものにはマイナスなイメージを持っている

(恋愛はしたいと思っているし、一緒に暮らしてみたいとも思う時もあるが、同棲でさえかなりの覚悟が必要だな、う〜んって感じ。もし、そういう機会に巡り会えたらするのもまた運命と思えるが、しなかったらそれはそれでいいとも思っている)

 

・子供は絶対欲しくない

(子供も作るということは、自分が人生の主人公から脇役になることを覚悟すると言うこと)

(脇役が悪いということではない)

 

→つまり、自分がそういうスタンスである以上、他人の結婚報告はどうでもええやん!何故苦しむ?ってずっと今まで考えてたけど、やっと一つ回答を得た。

 

それは、「結婚報告」からは、まるで「結婚が人生の中でも特に大きなステージであり、最上の幸せである」かのようなイメージが自分の価値観と合わないからだ。

 

「私事ですが、入籍しました。至らない点もありますが、最愛の方と末長く〜」

はちきれんばかりに、圧縮に圧縮を重ねた幸せなツイート。

夥しいいいねとRTの数。そして沢山の「おめでとうございます!」というリプ。

 

自分の古い付き合いの友人とかならもう少し手放しで祝えるかもしれないが、なんとも違和感が拭えない。

 

やはり「結婚が人生にとって最上級の幸せです。達成できた俺私は今まで沢山苦労を乗り越えてきたし、その結果の幸せなんです(未だできない人は……うーん、頑張ってね)」みたいなメタ発言が聞こえてくる。

 

今の時代、もう誰もが同じような人生を描くという考え方は古い。

つまり、何を幸せに感じ、どう生きるかは個人の自由であるはずだ。

 

でも結婚すると、フォロワーやツイートが少ないユーザでも多くの人に祝ってもらえる。

 

皆、結婚を大きなもの、幸せなもの、素晴らしい物として捉えている。

 

ここまで言うと、「持たざる者、経験してないものの僻みだろ」って意見が聞こえてきそうなので一応弁明するが、「祝いたくない」というワケではないのだ。

 

つまり、

→「結婚を一つの生き方として祝福されるなら、一人で生きる事を選択する生き方も祝福されるべきでは?って話」

 

例えば「結婚するのとしないで、どちらが幸せ?」って質問があったら

「それは個々人によります」

って答えるでしょうに。

 

人が自分で考え、決めた道、結論ならそれは平等に祝福されるべきということ。

(人に迷惑をかける場合は除く)

 

しかし、現実ではそうはならない。

一人でいるものは、一方的に結婚する人を祝わなくてはならない。

会社では、何か人間性に問題があるとレッテルを貼られる。

中には「勝ち組」「負け組」なんて考え方もある

また、転職とかもそう。

転職したら「偉い」「おめでとう」と褒められるが、転職しないで同じ仕事を続けてる人が褒められる事はない。

不真面目な生徒が更生したら誉められて、元々真面目な生徒は誉められないってヤツに似てる。

 

そのくせ、離婚したら「世界一不幸な俺私」として、またSNSで大量の同情を募るのだ。

 

「いや結婚とか辛いし、今まで沢山苦労もあったし、これからもプレッシャー大きいし、何も経験してない、背負っていないお前には言われたくない」

 

→わかる。俺もその立場ならそう言うかもしれない。

でも、結婚は誰かに命令されてしたワケじゃない。自分で決めたのだから、それを言い訳にするなよって思う。

 

「お前みたいな奴がいるとますます少子化になるんだよ。俺私達の結婚は社会貢献でもあるワケ」

 

→その事実は認めるし立派だと思うが、少子化云々は君達が考える事じゃない。

 

「ずっと一人だと寂しくない?」

 

→結婚以外を寂しいとなぜ思うのか。老後の為に結婚するのか?

 

★さて、ぐだぐだ愚痴地味た持論を述べたが、これからどうするか。

 

→別に一人でいる俺が祝福される世界になれ!とかは思わない。

 

それよりも、そんなくだらない事に悩まないで、自分が大切だと思うこと、したいと思ってることに夢中で、ブレない人生を貫きたい。

 

その途中で伴走者が現れればいいし、現れなくても構わない。

結局、他人の人生に生きる(=自分以外の価値観に右往左往する)じゃなくて、今この瞬間を全力で生き抜くしかないのだ。

 

難しいけど、強く生きるしかない。

 

それはそれとして、SNSはゴミ。

呑まれるな。抗うのではなく、仕組み(視聴制限)で回避する。(自ら覗きに行く、なんてもっての他)

 

■趣味 音楽:○文:- 絵:ギリ○ 娯楽:×

<音楽>

アイカツウインズの本番収録だった。

今までの努力が良くも悪くも一掃される瞬間、多くの人と一つのものを作り上げる感覚。

まずは主催者に最大の感謝を。

 

一方で悩みもある。

まずは思考整理のために、今回の経験の良かった点、悩んでいる点を挙げる

 

<良かった点>

・音楽は楽しい。演奏するって楽しい。ましてや、自分が今一番好きな曲ならば尚更

・高校以来、一生吹く事はないと思ってたクラリネットを吹く機会ができて嬉しい

・誰かと何かを創り上げるのは楽しい

 

<悩んでいる点>

①既に2回目だが、自分は誰かの企画に乗っかっているだけで、戦力として練習し、音色を提供したっていう以外は受動的

②結局1年に一度、しかも自己流なので、技術的進歩は少ない。

③②の理由により、音楽方面の人たちと深い繋がりを作れない

 

順に掘り下げてく

①このままでいいのか感がやばい。

勿論、企画してくれる事だけで感謝なんだが、これは所謂テイカーなのではないだろうか。

俺も人を集めてデカイことを達成したい。

最後にそんな事をしたのはいつか。

芸カの打ち上げ幹事(人員100人越え)。ただし、それも前任者におんぶにだっこでなんとかだった。

つまり、与えてもらってばかりではなく、自分も与えるような存在になりたい。

 

★ではどうしたら与えられるようになれるのか。まず何が出来るか?

→企画をする。

友人との遊びとか呑みを、待つのではなく企画する。+αで、ちょっとしたサプライズ企画なんかもあって驚かせたり、喜ばせたりすると尚良い。

とりあえず、普段誘われるだけだったベイブレード会を企画した。これくらいは普段もやってたような気がするので(ポケモン会とか……)、これからはその回数を増やす。

 

②絵と同じく「何の為にやるのか」

そもそも、そういう考えを持つこと自体が不幸な気がする。だけど、人より抜きん出た存在を目指すから、効率悪い練習とかはやめるべきだ。

 

★これからどうするか?

→次年度、もしまた同じ企画があったら少し参加は考える。他にやることと照らし合わせて決める。

やる場合は、徹底的に事前に調査してから練習に臨む。3ヶ月でいいから外部レッスンなどを利用する、など、去年の自分より正しい方向で成長できるようにする。

 

③結構つらい。

2度も参加したこともあり、一部の人とは繋がることが出来たのだが、それ以外の人とは、「企画に参加していた」ってだけの糸のような線でしかない。

 

音楽の造詣や創作にさほど興味が無いので、どうしても会話にも入りづらい。

アイカツウインズは、どちらかというとオタクではなく「陽キャ。音楽を仕事にして生きている。アイカツはサブ」みたいな人達が多い。どうしても自分が浮く。

 

★これからどうするか?

→無理に繋がろうとするのを辞める。孤独を受け入れる。

辛く感じるくらいなら最初から参加しない。それに、今は数年前と比べて「誰かと繋がろう」って欲がないのも事実。

昔は、芸カとかでも「同じ好き同士、俺も輪の中に入れてくれ……」って感が強かった。

でも、今は少し疲れ気味。気の置けない親友クラスとたまに遊ぶくらいがちょうどいい。

それなのに繋がろうとしてしまうのは、所謂自分が4つのソーシャルタイプの内の「エミリアブルタイプ」(協調性、「みんな」を大事にする)ってのも多少はあると思う。

だけど、思う。

そろそろ自分の人生を生きるべきだ。

誰かに合わせるじゃない。自分がまずあって、そこに周囲の人間がいる。

つまり、装ったり空気を読んだりするのは少し控える。

孤独を恐れない。まず今の世の中で真の孤独にはなれっこないし、なったところで死なない。

孤独になることで余った時間はいくらでも創作や趣味に使えばいいのだ。

 

<文>

進捗なし。音楽と絵に全力集中だったので今週も不問。

 

<絵>

炭治郎のセリフを言わせてくれ。

『何か一つ出来るようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ』

『凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに、俺はまだそこに行けない』

『こんな所でつまずいているような俺は、俺は……』

 

以前と違って違和感を取り除くため立ち止まり、インプットの質と量を増やし、成長は実感しているものの、恐ろしく筆が遅い。

 

今描いてる絵も8時間くらいかけてまだ完成してない。(完成まで後4、5時間か?)

 

色々調べながらってあるのもあるけど、遅いし、神絵師レベルまではあと1万歩って感じ。

 

★じゃあこれからはどうするか。

→結局伊之助が言ってるように『弱気なこと言ってんじゃねぇ!』

『なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねえ!』って話。

 

解決策にはなってないけど、今は目の前の一枚に集中する。

 

<娯楽>

全然ゲームしてねえ。そうこう言ってる内にBRAVELY DEFAULT II っていう俺好みのRPGが発売してる……。

けど、今日なんかはゲームよりも絵を完成させたいって思っている。

それはそれでいいことなんだけど、マジでやりたいと思っているのに出来ないのは強いストレスがかかる。

 

■先週の目標(ざっくり)

アイカツウインズ全力投球

→文句なし。全力で吹いた。前よりは上手く吹けた。

・オリ絵8割完成

→6割程度か。まあ何がなんでも完成させる

・文章1200字

→創作はせめて2種類までが限界ってことがわかった。

 

■今週

・オリ絵完成

→個人的カッコよさ最強虹野が出来ている予感あるので全力投球

・休息

アイカツウインズから立て続けに稼働しているので、3/4から、頑張る為の休息(7日)を取る。

この期間は日課の絵の練習以外は何もしない。

ゲームもやり放題可とする。

 

内省して、内省して一歩ずつ進む。

口惜しいのは、年を取り続けてしまうってことだ。

 

カナタWAVE

 

 

【振り返り】2021年2月3周目

基本土日に書く予定だったが、ありえん眠くて月曜になってしまった。

 

まあ気にせず今週もやってく

 

■仕事

特に変化なし。新しいスキル身についてない感あるけど、次何やるか具体的に決まってからでいい

 

■日常

先週戒めたのでtwitterの制限は順調。

今週は、さらにスマホのホーム画面トップからアプリを消し去った

(2ページ目に……)

これで何かをやった気になってはいけないのだが、

「あれ、アプリが無い、なんでだっけ」

→「そうだ、見ないようにするためか」

→「見るのやめよ」

これで少しでもスマホ依存に抗ってく。

 

それとは別に、なんだかんだ疲れが取れない。

仕事が少ない今こそチャンスなのに、なぜか。

それは、創作系の趣味はかなり体力を使う事。

絵を描くにしろ、楽器を吹くにしろ、文章を書くにしろ

 

やらない方がメンタル病むのでやめることはできない。

 

慢性副鼻腔炎 → 継続治療(回復傾向)

膀胱炎(New!) → 治った(なぜかかった?)

肝臓 → 未受診(3月受診予定)

 

今月は病院通いまくりで金も消えていった……

 

アイカツウインズ本番と虹野の誕生日絵描き終わったら七日間の(最低限以外)何もしない日を作る。早くスーパー銭湯でデカい風呂に浸かって寝湯で寝転がり散らかし、休憩スペースで寝散らかしておしまいになりたい。

 

■趣味

<絵>

順調。しかし、レベルアップしたと思ったらすぐさま壁にぶちあたり、気分が下がる。

頭ではそれは違うと分かっているのに「何の為に?」が頭にチラつく事もある。

「人の意見は気にしない」と分かっているのに、友人に正面切って「下手」と言われたこともたまにチラつく。

どうするか。

→考える時間が無駄。その程度で諦めるなら最初から興味持つなって話

(ヒカルの碁のOPの歌詞まんまだけど……)

 少しでも上手く描けるようにする。思考停止で描かない。けど、楽しんで書く。

 

<楽器>

明日がアイカツウインズの本番収録である。

今回も30時間以上は練習した。

去年よりも上手くなった……気がする。

いつも思うのは、なぜ高校時代にこれほどのモチベが出なかったんだろう。

→過去を悔やんでもしょうがない。単純にその時は「今」を想像出来なかったからに過ぎない。だから、これからは一つ一つの機会を大切にしていく。

後は失敗しないように明日全力投球するのみだが、思う所がある。

別にネガティブな話ってワケでもなく、明日で考えが変わるかもしれん為、来週で触れる。

楽器は……楽しい。ギターをやってた時もあったけど、いつの間にか空中分解してたし。ましてや、好きな曲を大人数で演奏できるんだもんな。

 

<文章>

500字くらいは書いた。

0から生み出したので、その点は評価したい。

毎日書けなかったのも、楽器やってたから今回は許す。

だから、楽器の練習が、そのまま文章を書く時間に移行できることを目標にする。

作業習慣は大分身についている。後はモチベ次第。

 

<娯楽>

ゲームをする時間が……ねえ。

そうこしている間にやりたいゲームがどんどんテトリスのように積もっていく。

しかししかし……創作を削るのも違うし、でも我慢するのもストレスたまるし……

まあ、思い返せば今月は「終末のワルキューレ」「鬼滅の刃」の漫画にハマってるので多少はしょうがないが。せめて土日さえ1hも確保できないのは完全に俺の計画ミス。

 

■今週の目標(ざっくり)

アイカツウインズ全力投球

・オリ絵8割完成

・文章1200字

 

……それはそうと、温泉や旅行でおしまいになったり友人と下らない話で盛り上がったりみたいな気運も高まっている。

 

引きこもってられない性格なので、いい加減コロナの自粛モードはキツイ

 

 

 

 

 

【振り返り】2021年2月2週目

友人に触発されてやってみた。

俺も、一週間毎に自身の行動やメンタルの振り返りをしようと思う。

 

■なぜ、振り返るのか……

①毎年初めに目標を立て、年末に振り返るのは良いが、その経過を振り返る機会がない。

②悩みや考えを定期的に書き出して、思考を整理する

 

→特に、②の狙いがメイン。

ありとあらゆることに悩みや後悔の念が後を立たないが、結局「これからどうするのか」でしかない。

だから、ここで思ってることを書き散らかし悩み散らかし、けれど次の一週間はクリアな気持ちで前に進んで行きたい。

 

■運用

・とりあえず、週一を目標とする。飽きたら辞めても構わない。

・土日のどちらかに書くようにする(今回は特別)

・書く内容は、カテゴライズしてもしなくてもいい。気取って中身の無いものを書くよりは、駄文でも正直に書いた方がいい。

・時間かけすぎてもダメなので、15分~30分程度で作成する。

・他人に見られることを意識しない(自分のブログストックが散らかるけど、元よりこのブログは日記みたいなもんだし、気にしない)

 

では2月2週分、始め。

 

■メンタル 〇

・比較的よい。

何故良いか……。今が毎年繰り返している山あり谷あり状態の山であるから。

何故山状態か……。新年ということもあり、比較的クリアな気持ちだから。

 

また、仕事によるストレスが少ないってのもある。

つまり、残業や人間関係の悩みがなく、自由な時間を確保できているから。

ほんっっとうに、定時で帰れると次の日も遅刻しないし、趣味に時間をかけられて生きる活力湧いてくるし、新しいことやってみよう、積んでいた漫画を読んでみようって気になるし、いいことしかない。

 

このメンタルを良好な状態に保つためにも、日常で反省点ががある。

今後はそれを改善していく。

 

■日常 ✖

スマホ依存、再び。

デジタルミニマリストを読んで、SNSの視聴制限、通知無しには慣れたが、twitterは最近気が緩みがち。

マジで何の為に見るのか冷静に考える。

人のキラキラしたツイートで僻んだり、うますぎる絵を見て嫉妬してる場合じゃない。

勝つべきは、去年の、昨日の自分。

 

また、ニュースアプリも消した。

コロナのニュースなんて見ても気が滅入るだけだし、時代の流れを追いたいなら、能動的に調べるべし。暇つぶしに、手持ち無沙汰を解消する為に、なんとなく開かない

 

youtubeも同様。

役に立つ動画が多いが、「何か面白いのないかな~」って探している自分がいる。

時間の無駄。どうせ無駄にするなら、好きな漫画やゲームの時間を増やす。

(ゲームや漫画はメンタルの回復にある程度役に立つので、無駄ではない)

 

 

■仕事 〇

今年で遂に入社時からずっと続いていた現場から離れる。

同じITだけど、気持ちは転職に近い。

不安もあるが、ワクワクもある。

毎日繰り返している日常が変化するんじゃないかっていう期待。

仕事が変わるだけだから、会社と自宅の往復は変わらないワケであっさり期待が裏切られるかもしれないけど、兎角、ずっと同じ場所にとどまっているよりは、変化したいって思ってたので、人生の新章開始の気分で波に乗ってく。

 

……が、悲しいかな。

この時期になってようやく仕事が慣れ、出来るようになってしまった。

何をどう動かせば仕事が進むのかが分かるし、上司の理不尽な命令にも反発することが出来る。古株だから、新しく入ってきた人に舐められない。

自社の先輩も去ったし、後輩も去ったし、同年代も消えたし()、誰も諫める人が居ないし一人で自由にやってるって感じだ。

さらに、今は引継ぎモードに移行したため、仕事が少ない。

楽。

一年くらいずっとこんな感じが良い。新しく現場変わってもこんな感じが良い。

 

……とここまで書いてて、随分テキトーな人間かって感じだけど、そうでもない。

文系の世間知らずで入社してから、辛いことがなんどもあった。

100時間近い残業、最悪の上司、何が分からないのかも分からず情けないことにトイレで泣いた日もある。身体だってボロボロだ。

ボコボコにメンタルを殴られて後輩含め次々と去っていく中、こうして残っているってことは、多少俺も強くなったってのも事実だ。

 

でも、悲しい気持ち、泣きたくなる気持ち、嫌な過去が消えることはない。

出来れば一生そんな気持ちは味わいたくない。

 

だから……。

せめて、これからは前向きに、適度に力を抜いて、そこそこ真剣にやっていく。

その為に、また明日から意識を変える

・甘えた遅刻はしない(誰も文句言わないからOKではない )

・働けること自体には感謝する(収入が無くなったら死ぬ)

・定時で帰れてる内は、めんどくさがらずに難しいことも引き受けてみる。

 

以上

 

■趣味 〇△

四か月続いた、毎日一枚練習の成果が出始めた。

以前と比べて大分サマになるような絵が描けてきた。

(もちろん、未だ他の人と比べて「なんか違う……」って感覚はあるが。

なので、まずは自分を褒めたい。よく辞めなかった。

この調子なら、一年間で大分変るんじゃないだろうか。

友人の意見も参考に、クロッキーを取り入れたりもしている。

 

だが一方、懸念点もある。

まず、今がメンタル及び仕事の調子がいいから続けられているってこと。次の現場に移って、忙しくなった時、前向きな気持ちで書けるだろうか。

いや、書いてる途中に気づいたが、「起こってもないことを気にするのは無駄」。

やれるうちに、全力で描くだけだろう。

何の為に?絵がうまくなってどうする?どうせ神絵師クラスにはなれない?

→いや、その理屈はおかしい。

全て何かしらトップクラスの成果を得られなければ趣味は無意味ってことになってしまう。

 

思い出す。大学一年の時何故絵を描こうと思ったのか。

それは「同人活動してキラキラした存在になりたかったから」だ。

キラキラした~とか言うと漠然と夢を見るアホっぽい感じはするけど……

 

神絵師になれなくても、自分が「これすげえ!」って感じた同人誌を描けるようになったらどれだけ楽しいだろう。

→自分が描きたいものを描けるように

→メンタルが潰されない趣味の分散として。

 

今はこれを目標とする。

 

一方、小説は完全に止まってしまっている。

止まってるのは、絵と、楽器の練習をしていることもあり、中々時間が取れない。

っていうのは半分くらいで、少し怖じ気ついている。

 

新人賞二回応募して、両方一次落ち。二回目は割と前向きなFBを得られたけど、筆がすすまない。書きたいものが思いつかない。

10万字以上書いて、ボコボコに詰められるのだ。選考員だけじゃなく、知人や友人にも。

勿論、的確な指摘というのもあり、結果だけ見れば「されなかったより断然いい」が、メンタルのヒビはまだ消えていない。……

また失敗したらどうしようって考えがぐるぐるしている。

 

どうするか……

 

・新人賞は年一にする、(最悪、しなくてもいい。しなきゃって気持ちで書くのは違う気がする。)

・なろう等、web小説で短文、乱文でもいいから楽しんで書く。

→小説は新人賞って固定観念を捨て、今の時代に適したやり方を模索していく。

 失敗したら、またそれを反省に次の戦略を考えればいい

・変なプライドは捨てる。

電撃文庫大賞みたいな、ちょっと気取ったオサレなものを書かなければってのは、マジで無駄なプライド。

→馬鹿にしていたなろうでも書籍化なんて大量にあるし、俺はその馬鹿にしていたレベルさえ到達できていない。

どうやってプライドを捨てるか?

→上手い文章を書こうとするのを辞める。今の時代は、分かりやすさとスピードの方が重要

→人受けが良いテーマで書かなきゃみたいなカッコつけるのを辞める。極端な話、性癖塗れのR-18でもいい。人に思われてどう思われるかなんて、気にするのは、どんなマイナーでもいいから一冊くらい書籍化達成してから悩め。

 

……こんな感じか。

色々頭の中が煮詰まっていたので、初回だけに大量に吐き出してしまった。

でも少しすっきりした。

来週からは多分短くなると思うけど、気持ちが少しクリアになった。

明日からまた頑張るか

 

……結局趣味が進んでないじゃんかって?明日から頑張ろうはバカ野郎だって?

……完璧主義で動けなくなるより、一歩でも前に踏み出す。

やらない偽善よりやる偽善でいきたい。

 

以上

 

 

 

2021年、気楽にやっていきますか

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2021年、無事に始まったな……

 

そういえば世間はコロナとかいう、誇張抜きで命が懸かっている事態。

そんな中、「テレワークとは……?」ってくらい毎日出勤でも、こうして問題なく過ごせているの、よく考えたらありがたいことかもしれない……。

 

そんなわけで、今年も自分用2021年の抱負、やっていきますか。

 

■きっかけ(この記事の目的は?)

カナタWAVEが毎日社会に忙殺され、光の速さで過ぎていく一年に焦りを感じ、いつしか始めた一年の抱負。

世に晒すことで、怠けることなく強制力が働くことを狙っている。

 

■目次

=====================

A:趣味面の目標

創作やゲーム等、そっち系がメイン。

B:仕事面の目標

今まで散々文句言ってたけど、色々考えて、嫌々ながらも真剣にやることにした。

C:習慣の目標

去年の「その他」枠を改良

D:健康面の目標

とうとう無視できなくなってしまった……。

E:総括・今年の方針

=====================

前年度に引き続き、①~④合わせて10個程度を目安にする。

それでは前置きはこれくらいにして……

抱負の呼吸・「志だけ立派!()」

 

A:趣味面の目標

①小説作品を一本完成させる 

おや?前年度は半年に一本程度とか言ってませんでしたっけ?ダウングレードしてません??

はい、その通りです……。

理由の一つ目、去年は目標達成に重きを置く余り、期限ギリギリでもほとんど見直さずに提出してしまったこと。

二つ目、健康面が大分悪化していること。

三つ目、後述するけど、依存先の分散。

色々考えて、生産力を維持しつつ、クオリティも気を配り、負担も軽減するという、なんだかんだ欲張る形に。

 ②新しいことを10個やってみる

去年も似たようなものを挙げたが、ハードルが高すぎた。

今回は、例えば「岩盤浴」等、サクッと経験できるものでもOKにする。

当然、遊びでもOK。価値観や好奇心のアップデート狙い。

③やりたいゲームを計5本クリアする

小さい頃からめちゃくちゃゲーム好きだった筈なのに、忙殺されてて社会人1~4年目まで、ほとんどどやらなくなってしまっていた。

どちらかというと、一人プレイでじっくり出来るRPGとかが好みで、スマホを放り投げてじっくりやってると、メンタルが安定してくる感覚があるし、めちゃんこ楽しい。

後、やりたいと思い続けて、いつしか諦めてしまうのも悲しいので。

 

 

……今年も、恐らく芸カ(同人誌即売会)も1回は出るし、アイカツウインズ(アイカツ×吹奏楽)もやる予定だけど、その辺が目標と結びつかないので控えめ。

 

B:仕事面の目標

④なんか資格一個取る

今年は仕事面も変化があるかもなので、まだ具体的に決められん。

なので、状況に合わせて決めて自己研鑽として取り組む。今までも一年に一個ペースだから継続って感じで。

資格に拘っている訳じゃないけど、目標がないと勉強する気が起きないんだよな。

 

……仕事面は去年Linux完全に理解する程力入れたので、今年は控えめに。地味に重いからたまには許してくれ。

 

C:習慣の目標

⑤一日一枚、絵の練習をする(サボり:三回以内)

実は去年の10月10日くらいから、トレスか模写を毎日欠かさずやっている。

例え社!が終電まで残業だったとしても。

「オイオイさっきは文章書くっつっといて今度は絵かよ!欲張りすぎだろ!」って声が聞こえてきそうだ……。

これも後述するけど、今年から「依存先の分散」を心掛けている。

絵も音楽も好きだし、今時点で「これ一本しかない」って決めつける事に何の意味があるんやろって考えた次第。

最初は継続するのがめちゃめちゃきつくて、トレスが9割だったけど、最近はトレス6、模写4くらいの割合になっている。

ただし、思考停止でやってもしょうがないので、今後はオリ絵やクロッキーも取り入れるなど、やり方は少しずつアップデートしてく。(色々ごちゃごちゃやると、今度は継続が難しくなるんだよな……)(もう一度言う。オリ絵描け!)

⑥一年間で本を30冊読む

昨年は24冊。この調子で50冊くらいまではいきたい。

もちろん、読むことよりも実践することが重要なのは分かっているが、ひとまずはスマホ弄りじゃなくて習慣を身に着けることを心がける。

⑦一年間で映画を30本見る

これも昨年は24本。マジでこのままだと段々コンテンツを追わなくなる老害となり果てるので、積極的に楽しんでく。

30分アニメも1クールで2本分と計上してよいこととする。

SNS(主にtwitter)の視聴制限:20分(スマホ

俺の悪い癖、人と比べてキラキラ報告に顔面ストレートを食らってノックアウトしたり、見たくもないのに自分から覗きに行ってダメージを受けるセルフリストカットを辞める為、目標に昇格。

去年、試験的に30分でやったら「は?まだ3分しか経ってないが……?」ってくらい依存してたことが分かった。

良い感じに今は慣れたので、今年は20分。

とはいえ、じゃあいっそ辞めればいいじゃんって思うけど、いきなりそれをやったら多分俺は孤立してしまう。

最終的には15分までを目指す。増えた時間はゲームや目標の為の時間にする。

 

.....年々目標のレベルが上がっているのは素晴らしいが、時間の捻出方法も考えなければ……。

 

D:健康面の目標

⑨予定の無い休日は、ウォーキングと筋トレをする

運動不足、筋肉、体力の衰えがやばい。

今までは職場が遠かったこともあり、「毎日10000歩、歩いてるからいいでしょ」って開き直ってたけど、足腰ばかり鍛えてもしょうがない。

まずは最低限でもいい。元気なのに何もやらなかった、は無しにする。

 

⑩ラーメンは二週間に一杯までとする

ヘラヘラ惰性で生きてくのを拒むくせに、身体を痛めつけるように社会人1年目から1週間で平均1~2杯以上のラーメンを食してきた。

好みなのはもちろん、高速で出てくるから強い……と思っていたけど、普通に身体に負担がかかっている為、頻度を減らす。

 

⑪不調はすぐに病院に行く

去年、健康診断で肝臓がA→D(要経過観察)の急降下を辿った

確かに、去年の夏頃からここ最近ずっとどこか体調悪い。お世辞にも万全と呼べる日がほぼない。冗談抜きでヤバイ。

(え?色々手出し過ぎだからだろって?うるせー止めらんねぇんだよ……っ!)

結局、めんどくさがって肝臓も特にまだ診てもらってないし、他にも気になる部分があるので、タスクとして実行に移す。

 

⑫(必要最低限以外)何もしない日をつくる

自分で言うのもアレだけど、割と無理してしまう自覚がある。

廃人のような生活で無理矢理作品書いたり、仕事で疲れてるのに12時まで楽器吹いたり……。

今まではそれでよかったんだけど、とうとう身体がボロってきたので、明示的に休む。

個人的大きなイベント後は1週間、小さいイベントは2日間。必要最低限以外のことは何もしない。

とはいえ、仕事はあるし、絵も毎日描いている時点で既にアレなのだが……。

もう休むことを仕事と捉えるしかない。

 

……後は環境とかも変えないとな……。引っ越ししてぇ……。

 

E:総括・今年の方針

毎年どこかでメンがヘラり、冗談抜きで体調も笑えなくなり、根本的な行動と価値観の見直しが求められている。

5年前の社会人1年目以降、ずっと身体を酷使してきた気がする。

結局そんなことをしても、空回りばかりで実に結びつかず、メンタルを病むという悪循環に陥ってるので、まずは価値観から見直してく。

 

今年から「依存先の分散」を方針とする。

周囲がいわゆる一般的な幸せ()で彩られている一方、「じゃあ自分はせめて別の方向で頑張るしかないじゃん」と、言うなれば反骨心のようなもので今までやってきた。

けど、そっちで上手くいかなかったら「自分には何も取り柄が無い」ってなってメンタルを病むループに陥っている。

 

多分その考え方じゃ俺は一生幸せになれない。

 

ずっとずっとずっとマジで人と比べ過ぎている。本当に無意味なのに。

何が怖いんだ俺は。

 

最強になりてぇ……と普段ボヤいてるのは、それだけ満足してないってこと。

向上心ならば前向きでいいけど、メンタルが病むとそこには執着しかない。

 

冷静に、認められなければ文章や絵を描かないワケじゃないだろって。

好きで楽しいからやっているんだろって。

 

だから、今年度から本当に考えを改める。

自己満足の破滅主義を辞めて、気楽に楽しくやっていく。

 

その為に、趣味や目標は一つに絞らず、拠り所を増やしていく。

一つ一つのスキルの成長が遅くなるのは仕方ない。受け入れる。

後、成果を目的にしない。

誰かに勝つために頑張るのではなく、去年の自分と勝負する。

自分が楽しく、後悔しない為にやりたいことをやる。

 

……弱気な、逃げの言い訳に聞こえるだろうか。

仮にそんなことを思う人がいるなら、そういうマウントを取ってくる人とは今後付き合わないことにする。

 

いつにもまして真面目になってしまった。

いや、大真面目だよ(ブチギレ)

 

最初にも言ったけど、自分はコロナ禍でも特に発症せず、仕事が無くなって途方に暮れているワケでもなく、手足が無くて普通の生活が送れないワケでもないので、無意味に悲観するのをやめて、前向きな「テキトー、気楽」で、けれども「真剣に」これからはやっていく。

(それが難しいんだけど)

 

”正解は私が決めるの♪” 

 

……ほんとアイカツスターズ!の「スタージェット」、"全て"が詰まってるな……。

さすが虹野、眩しすぎる……。

 

 カナタWAVE

 

 

 

 

 

 

リアル人生ゲーム「2020年編」

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お久しぶりです。あるいは、はじめまして。

カナタWAVEです。

 

今年もリアル人生ゲームと称した一年の振り返りをしていこうと思います。

 

■きっかけ(この記事の目的は?)

変わり映えしない毎日を送り、楽しかった想い出も、苦しかったことも、いつの間にか思い出せなくなってしまう人生に危機感を感じて始めた、自分用の振り返り。足跡。

 

■目次

======================

①2020年の月ごと振り返り

この一年で、カナタWAVEは何をしてきたのか、2ヶ月単位で簡潔に振り返る。今回は、「メンタル」「趣味」「仕事」の状態を色(・黒・)で表現する。

(:良い ★:普通 :ボコボコ)

また、最初に全体がぱっとわかるそれっぽい表もくっつける。

 

②目標の振り返り

毎年1月に立てた「趣味」「仕事」「その他」の個別目標に評価を行う。積み重ねろ……少しずつ……一歩ずつ……!

 

③その他・ピックアップ

今回から、今年一年で印象に残ったコンテンツや出来事などをピックアップして紹介する。(例:今年やったゲーム等)

 

④総括・これから

まあ、色々あって上手くいかないことばかりだけど、結局、「じゃあこれからどうすんのお前?」って話なワケ。新年に向けて抱負という名のお気持ち表明する。

 ======================

それでは前置きはこれくらいにして……ミラーイン☆(は?)

 

①2020年の月ごと振り返り

今年一年何やってたのか……大体こんな感じ

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次に詳細を振り返る。

(:良い ★:普通 :ボコボコ)

 

【1~2月】(:メンタル :趣味 :仕事)

ポケモン剣盾楽しすぎる!

剣盾が熱かった。身内仲間4人で対面対戦した時の楽しさは異常だった。

今までプレイしたポケモンの中で、一番楽しい楽しみ方が出来た。

けど、その四人全員で集まれたのも、これで最後だった。

なぁ……俺達S4(最強4)だったよな……?置いていくなよ……。

8年ぶりにクラリネットを吹く

アイカツの楽曲で吹奏楽をやるっていう超絶素敵な企画をフォロワーさんが計画してくれて、迷った末飛び込んだ。

高校時代に吹奏楽部でクラリネットを吹いていたが、自分の楽器は持ってなくて、そのまま一生吹くことはもうないのかな……なんて思っていた。

気づいたら右手に握りしめていた札束が楽器に変わっていた。

(ドレミファソラシドすら危ういくらい吹けなくなっていたが……)

 

【3~4月】(:メンタル :趣味 :仕事)

アイカツウインズ猛練習・収録

楽譜が6曲分配られた。あれ……一曲一週間もかけられなくないか?……ってか土日に吹くだけじゃ間に合わないが……?って焦りから、平日は仕事終わってからスタジオ借りて気合で練習していた。

今思うけど自分のその辺の行動力はすげえなって素直に想う。

当日になって後悔したくなかったんだよな……。

結果、全力を出せたと思う。収録では、高校生以来の合奏の雰囲気が感じられて、身体が火照るくらいワクワクした。やっぱり音楽も楽しいんだよな……。

大好きなスタートライン!を吹けたのは本当に最高の想い出。企画者に感謝。

初めてのラノベ新人賞、惨敗

去年12月31に応募した原稿の結果が返ってきた。もうこの時にはあまり動じないくらい、「自分でも結果が分かってしまっていた」。それぐらい酷かった。

フィードバックも何も言えねぇ……って感じ。今までなんとなくしか見えていなかった壁がくっきりリアルに立ちはだかり、あまりの高さに首がもげた。

 

【5~6月】(:メンタル ★:趣味 :仕事)

オーバーラップ文庫大賞に向けて、執筆開始

まあまだ一回目だし、次はいい感じにいける気がするって勢いでスタートした。

世間がコロナで引きこもっている時間が増えたため、時期的には丁度良かった。

けど、この期間はそれ以外に書くことがない。

ひたすら書き続けるって、楽しい反面、孤独だし、辛い。

この頃は作業習慣もロクに身についてなかったため、色々苦戦したのは覚えている。

(時間で区切る、何文字まで、とかどのタイミングで机に向かう、とか……)

 

【7~8月】(:メンタル ★:趣味 :仕事)

ひたすら執筆。戦略の甘さ

およそ四か月くらいかけて、前回よりは大分それっぽくなったな、という印象。

しかし、根幹となるテーマ、構成がダメダメだった。

特に、時代性がなく、テンプレート過ぎる構成、心情の流れがバラバラすぎた。

応急処置をしようにも、今度は別の場所が崩れ、あっちもほつれ、気づいたら「土台からダメじゃんこれ」って終盤で気づいた、典型的な「戦略負け」。

応募する前から勝敗ついてた。身を削って得た学び。

「けど、次はそうはいかない」ただそれだけが手元に残った。

かけた時間に対する成果の少なさに、メンタルがパキってなった要因の一つ。

 

【9~10月】(:メンタル :趣味 :仕事)

旅行@山形(銀山温泉)

身内S4だった友人が悉く疎遠になり、残った2人で行った初山形@銀山温泉

(大正浪漫とか正直全く分からないけど)最高だった。

人生初混浴風呂に遭遇して、ワクワクが止まんなくなってしまったんだが、俺はリアルと二次元の分別がついてるので、実態は野郎しかいなくても冷静だった。

けれど、いざ上がって出ていこうとした時、カップルとすれ違って憤死した。

カップルが露天風呂でその後どうなってしまったのか。気になりすぎて夜も眠れなくなってしまった。

体調とメンタルクラッシュ

旅行で大分回復してた筈の体調が、休み明けすぐに仕事で理不尽な目にあって、怒りで不眠症になってしまった。ヤバイ時は、頭の内側が何故か痒くなってのたうち回ってた。(今でもたまに……。どういう症状なんだ……)

鼻水は止まらないのに芸カの原稿は止まってしまい、急速にメンがヘラっていった。

 毎年、夏に病むことが多くて、今年は乗り越えたと思ったけど、中々うまくいかねぇな……。

 

【11~12月】(:メンタル :趣味 :仕事)

芸能人はカードが命!23

その昔、「そんなに絵上手いのに原稿落とすなんてありえねー」内心笑っていた自分が、今回、原稿を落とした。(ごめんなさい……)

気づいた時にはもう徹夜で何とかなるとかいうレベルじゃなかったし、進捗管理はやっぱり始めてから数日で形骸化してしまっていた。

「まあ、もう、仕方ない」と腹を括って闇に身を投じようとした時、印刷会社の「締め切り相談フォーム」が目に入り、藁にも縋る勢いで猶予をもらい、無理矢理描き切った。(栄光印刷さん、ありがとうございました)

画力も相変わらずで、自分としては反省点ばかりだし、Twitterには最近顏を出してなかったから繋がりも減って、きっと昔のように寂しい気分になるんだろうなと思っていた。

けど、当日面食らった。

以前のような自分から話しかけるコミュ力なんてもうなかったのに、話しかけて応援してくれた人が沢山いた。

また綺麗ごとを……って感じだけど、本当に嬉しかった。

メンタルがぐぐっとV字回復した。頒布数とかは、どうでもよかった。

諦めないでよかった。

やっぱ創作は辞めらんねぇな。

 

……以上!

正直、目に見えるような成果はほとんどない。

挑戦して、失敗した。メンタルと体調を壊した。

嬉しかった、楽しかった。

これらをどう捉えて次に進むか、それだけなんだ……。

ただ、作業習慣は身に着いた。去年と違って、なんだかんだサボってしまう日は殆どなかった。自分なりの集中タイムを掴めるようになってきたので、今後も続けていく。

 

②目標の振り返り

<趣味編>

①半年1作ペースで一次小説を賞に出す

△:半分達成

やってみて分かったんだが、想像以上にキツイ。社会人でコンスタントに出し続ける為には、色んなものを切り捨てて孤独にやっていくしかない。

正直、お手軽にメンタルを病むことができる方法なので、皆さんも是非試して頂きたい……。ってのはおいといて。

結果的に、甘えかもしれないけど、時間的にもメンタル的にも、技術的にも、二本きっちり書き上げるのは現状の自分では厳しい。

②一年間で本を20冊読む

〇:達成!

ギリギリ。ラノベから実用書まで幅広く読んでるが、もっともっとインプットを増やしたい。後世の中を知らなすぎる為、純粋に知見を広げたい。

個人的MVPは朝井リョウの『何者』

③映画を一年で12本見る。

〇:達成!

年々、コンテンツを追ってくのが億劫になりがちなので、感覚をアップデートする為に、好奇心に従って色々見た。結果は24本。俺的には大分成長した。来年もこの調子で。

一応参考までに↓(赤字:特に面白かったもの)

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メイドインアビス~深き魂の黎明~/オタクに恋は難しい

Fukushima50/不倫純愛

trick霊能力者バトルロワイヤル/万引き家族

翔んで埼玉/愛の渦

エヴァンゲリオン新劇場版 序・破・Q/LIARGAME FINAL ・~reborn~

デジモンアドベンチャー僕らのウォーゲーム/君の膵臓を食べたい

ミッションインポッシブル/今夜はロマンス劇場で

日本沈没(オリジナル)/Fate Heaven's Feel 3章

2分の1の魔法/感染列島

アナと雪の女王/何者

天気の子/七つの会議

プリズマ☆イリヤ~雪下の誓い~/イエスマン

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……鬼滅、見ないとな。


④ブログへのアウトプットを最低2つ実施する

〇:達成!

コンテンツへの分析用として、ラノベの構造分解兼感想みたいなことをやったが、目標に挙げる必要があったのかは不明だ……。ただ、今年は急がしくて旅行記も書けてないし、やっぱり目標とか関係なくその都度の「感情」は残していきてぇ。

 

<仕事編>

⑤Linucレベル2の認定

〇:達成!

二回も落ちてしまったので、必殺「試験の呼吸・問題文選択肢諸共丸暗記」で乗り切った(そうじゃないだろ)

⑥LinuCレベル3の認定

〇:達成!

やりきったぜ2020。これでLinuCの資格は1~3全て合格した。

社会人一年目、「サーバとは……?(えっちなサービスでも提供してくれんのかよ……はっ!?つまりエッチなサイトってそういうこと……??)って感じで、現場でPCのセットアップすら冷や汗かきながらやってた時と比べて強くなった……。

仕事では色々辛い思いをしたけど、大学生の時、潔く教員を諦めたのは英断だった。

基本情報技術者の習得

×:未実施

今年も受けませんでした。一年に資格3つは無理ゲーです。来年、資格面は基本情報だけでええか……?今年頑張ったし……なぁ……。

 

<その他>

⑧新しいことに2つ挑戦する

△:半分達成

アイカツウインズしかやらなかった……。もう少し、なんかあっただろ……。

なんか面白そうなことを企画しているあなた、よかったら誘ってくれ。

⑨日々の生活改善を3つ実施する。

 △:半分達成

・靴下神経衰弱の解決

SNSの視聴制限(30min)

なんでもいいとはいえ、もう一つ何かやるべきだった。次回は、効率だけじゃなくて、健康面を取り入れたものにする。

⑩貯金+50万

〇:達成

寧ろ100万貯金できた。やれば出来るじゃん。

せせこましく節約したワケではなく、本当に欲しい物しか買わない。コロナで無駄な飲み、外出が減ったお陰。

とはいえ、お金そのものは好きでもなんでもないので、今後は給料の額面賭×3貯金を達成したら、後は使ってもいいことにする。

 

……そこそこ達成できてよかった。

 

 ③その他・ピックアップ

今年特に印象に残ったものなど

パワプロクンポケット

知る人ぞ知る神ゲー。小さい頃少しだけやってたのだけど、今年になってシリーズ1~14が全てストーリーが繋がってるという激アツ展開を知り、そこから中古を探し回る旅が始まった。

本当は1から全てやりたかったけど、ソフトはともかくハード(GBA)が家に存在せず、泣く泣く8~14(DS)の入手に成功した。

何が面白いのか。(俺は野球のルールも曖昧なのに)

各シリーズで高校生球児だったり、サイボーグ対策室の構成員だったりする主人公。
なぜか野球が世界の命運を握っていて、クセのありすぎる仲間達と共に最後はなんだかんだ結束して野球ドラマを繰り広げていく。
攻略サイト無しには出会う事すら難しい彼女候補達を口説いていくにつれ、闇展開が繰り広げられていく(主人公の眼前で校舎の屋上から飛び降りるなど)
ある種の狂気展開と、なんだかんだ熱血で強敵に挑んでいくストーリーが面白すぎるんだよな。
大人になると話の良さがわかってくるやつ。最高。野崎維織ちゃん最高…。

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↑なんでこんなに熱いんだ……野球してないのに

 

ベイブレード
今年も楽しかった。カナタWAVEにベイブレードを渡すと9時間位狂ったように回してしまう……。来年も新シリーズが続くようで嬉しみ

(アキレスにメタル外す風潮なんとかなりません?)

 

④総括・これから

この一年も、大分、しんどかった。
なぜか……。
社会に苦しめられていたわけでも、挑戦の結果、失敗したことでもない。(いや少しはあるけど……)
年々、抑えようとも溢れ出てくる自己嫌悪がキツかった。

 

最強になりてぇ……


誰かが言った言葉が、呪詛の如く俺の頭で鳴り響いている。
最強とは人それぞれで、俺の場合は、俺がなりたいと思っている自分、ここじゃないどこか遠くへ向かっている自分の姿をイメージする。

今のまま、ただ会社に文句言うだけのダセェ自分じゃ嫌だから、無い頭捻って足掻き始めてここ数年。

(もう、この「一年の振り返り」も4回目なのか……)

 

しかし、元々自尊感情低めで、毎年どこかでメンタルを病み、いつも無益な自己否定をしてしまう。無意味なのに。
毎日誰かの幸せ報告を目にする度に顔面にストレートを喰らったかのように吹き飛ばされ、自信が持てず、常に人と比べてしまう。
最強とは程遠い自分がいる。
そんな自分がますます嫌になる。
何も秀でたものがなく、何者にもなれない。全てが中途半端。

 

…….あんまりじゃないですか。
冷静に、書いてる俺自身が「なんでそんなに否定するんだよ」って悲しくなってしまう。

もうやめよう。否定するな。

誰が何と言おうと、やってきたことは無かったことにはならない、筈だ。

 

考えて考えて出した結論は、「人生はメンタルゲー」だということ 

メンタルさえ調子良ければ万事上手くいく。
結果はどうあれ、前向きになれる。

 

誰かと比べない自分になる
戦うのは周りではなく今の自分
成果を目的としない
あと、しっかりと休む

 

難しい、難しすぎるし、理想だけはキラキラしている綺麗事。

でも、そうやって分かった風な顔して最初から諦めて皮肉りたくないんだよ……。

 

その為にやるべきことは次回の目標編で詰める。

辛くなると心の中で「じゃあヘラヘラして、それなりに生きますか?」って自分に問いかけるけど、そこからは絶対逃げない。

やっぱり、好きなことをとことん楽しみたいし、追求したいから。

 

但し、俺が決断したことや、行動した事は全て俺の評価だけでいい。
そう言ったって、現実は否応無しに比較され、評価されるけど、そこがブレなければもう簡単に折れたりしない筈。

 

2年前から総括目標を「成熟」とあげたが、やっぱりまだ足りない。

一年二年で変われるか分からないけど、今度こそ弱い自分とサヨナラする。

 

残り1日。最後の出勤かつ大事な日。

まあ、もうサクッとこなしてみせる。

VS自分な2020年、完了です。

 

カナタWAVE

 

 

 

【感想】探偵はもう、死んでいる。(第15回MF文庫新人賞最優秀賞)

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こんばんは。カナタWAVE(@ideal_restar210)です。

 

今回もカナタWAVEがコンテンツを楽しんで感じた「面白さ」を「分解」して「感想を述べる」第3回目です。

 

■きっかけ
この作品、なんで面白いんだろう?って考えた時、物語の構成やキャラの魅力、展開の必然性などに目が行く。それらを分解し、考察することで、自分の創作活動に活かしていく。
「インプットした作品で得たものをアウトプットできる」「ストックすることで後で見直すことができる」「創作する時のヒントになる」「物書きとして文章を書く(=アウトプットする)場を得られる」「感想を(間接的に)伝えられる」「ブログを更新できる」などのメリットが考えられた為、こうして記事を書いていく。

 

■ポイント

今まで、<分解パート>で主人公について触れていなかった為、今後はヒロインと同様に性格や行動原理を整理する。

また、あくまでカナタWAVE個人用のノートでもある為、多少の間違い、解釈違いはご容赦を。また、「これは嫌い」という事ももあるかもしれないが、生産性の無いdisりはしない。

 

それでは前置きはこれくらいにして……。今回は、

第15回MF文庫新人賞最優秀賞『探偵はもう、死んでいる。』

を見ていきます。

 

 

<分解パート>

■テーマ


ミステリ、バトル、探偵、ボーイ・ミーツ・ガール

 

■あらすじ


<起>
・ある日の放課後、君塚君彦は見知らぬ女の子、夏凪渚に恫喝される
・夏凪渚の心臓は「誰か」から移植されたもので、「その心臓が「誰か」に会いたがっているから人探ししてくれ」と相談を受ける
・名探偵の助手だった君塚は、警部補の加瀬風靡を頼り、かつてハイジャック事件の時に戦った人造人間「コウモリ」の元を訪れる。

・「コウモリ」の言動から、渚の心臓は、助手として苦楽を共にした名探偵「シエスタ」の心臓であることを知る。
・渚は名探偵を志す。名探偵「シエスタ」はもう、死んでいる。だけどその遺志は、決して死なない。
<承>
・ある日、国民的アイドル「斎川唯」から「時価30億のサファイア」を守ってほしい、と相談を受ける。
・ライブ中、斎川唯に敵組織「SPES」から命を狙われる。サファイアとは、宝石ではなく斎川唯の義眼だった。
・事件は解決した──と思われたが、君彦は「「SPES」に脅された斎川唯が君彦達の命を狙っている」ことを看破する。
・銃を突きつける斎川唯に対し、渚は「友達にならないか」と提案。斎川唯は涙を流し、君彦の仲間になった。
<転>
・斎川家主催のクルージングでバカンス気分を味わう君塚と渚と斎川唯。
・君塚はシエスタの弟子「シャル」と邂逅する。シャルは船にシエスタの「遺産」が眠っていることを打ち明ける。
・渚はシャルに「名探偵のおままごと」と馬鹿にされ、悩む。そんな最中、何者かに渚は攫われる。
・渚を攫ったのは「SPES」の一人、透過と伸縮硬化自在の舌を持つ、「カメレオン」だった。
・渚か乗客全員か、究極の選択を迫れ、動けなくなる君塚。渚は君彦に向かって「私を撃て」と告げた。
・事前にヘリを調達していたシャルの助けもあり、君彦とカメレオンは最終決戦へ。
<結>
・満身創痍の君彦に、死んだ筈の「シエスタ」が渚の身体を借りて現れた。
・名探偵とその助手。かつての日々に想いを馳せながら君彦達はカメレオンを撃破した。
シエスタの現界は今回だけ。次はない。だけど、シエスタの遺志は、渚の中にあり続ける。名探偵の助手としての生活が、また始まっていく。

 

■クライマックスまでのエピソード


 ①ハイジャック事件(回想)(キーマン:夏凪渚・シエスタ
 ⇒君塚とシエスタの出会ったきっかけとなる全ての始まりの事件。
 ⇒敵組織「SPES」の存在、渚の心臓としてシエスタと共にあること。結果的に渚の親交が大きく深まるイベント。
 ②サファイア防衛戦(キーマン:斎川唯)
 ⇒名探偵とその助手が挑む本格事件その①
 ⇒斎川唯の秘密。斎川唯との親交が大きく深まるイベント。

 

■クライマックスにおける指標


成功指標:
 人造人間であり、「SPES」の一員「カメレオン」を撃破し、夏凪渚を救うこと
動機指標:
 渚は君塚にとってかけがえのない存在。どんなことがあっても守る。 


■主人公及び取り巻く関係


 ●主人公①名探偵の助手「君塚君彦」
 性格:冷静、論理的
 行動原理:かつては名探偵の助手だったが、今はもう関係ない。
 ⇒シエスタの遺志を継いだ渚と共に、もう一度名探偵の助手として事件を解決していく!
 ●メインヒロイン①今は亡き名探偵「シエスタ
 性格:冷静・おっとり・理知的
 行動原理:「SPES」を追い、世界中に蔓延る事件を解決する。
 ●メインヒロイン②シエスタの遺志を継いだ新米名探偵「夏凪渚」
 性格:直観的。感情的。
 行動原理:シエスタさんの遺志を叶えてあげたい。(命の恩人として、恩返しをしたい)。心臓の持ち主探しに協力してくれた君塚の事が気になる。
 ●メインヒロイン③国民的アイドルであり、透過の義眼を持つ少女、斎川唯。
 性格:お調子者。
 行動原理:自分を守ってくれる君彦と、行動を共にする。
 ●敵対者(兼ライバル)①「SPES」の人造人間「コウモリ」
 性格:クール、狡猾。
 行動原理:不明。(囚人として捕まってからは敵対しつつも君彦に手を貸すシーンがある)

 

<感想パート>


■ストーリー


・ミステリとバトルを大鍋に入れて勢いよくかき混ぜた、他のラノベらしいラノベとは一歩離れた作品。
・といっても推理パートは肝ではなく、最終的に異能力をもった敵と戦うぜ!みたいな作品。
・面白かったが……個人的に胸を打つような感動(熱さ)はもう少し欲しかったなという印象。
・推理パートか、バトルパートのどちらかがもっと凝られていれば好印象爆上がりの予感。
・しかし、構成分解をしてみて、今までの中で一番苦戦するほど、起承転結の中に物語や情報が詰め込まれていた。

 

■キャラ


・死んでしまった筈のシエスタがまさかのメインヒロインという度肝を抜かれる唯一性には脱帽。唯一無二レベル。
・時折渚と入れ替わっているんじゃないか?という思わせ発言に、読者は「シエスタ」は本当にもう出てこないのか?って気になって仕方ない。

 

■文章


・キャラ同士の掛け合いはテンポよく、ボケやツッコミも自然な流れで読みやすい。基本的に一文が短いのがポイント。必要に応じて地の文を大幅に削ったりと、工夫も感じられる。
・何より、キャッチフレーズの「探偵はもう、死んでいる」のインパクトが凄い。
但し、バトルシーンは異能力モノであるがあまり迫力や熱さを感じられなかった。(耳から伸びる触手、伸縮自在の舌、など、一般的ではない固有性はあるも、分かりやすい「映え」がないのが拍車をかけている)

 

■好きなシーン


・ハイジャック犯VS名探偵
⇒得体の知れない「コウモリ」に毅然と立ち向かい、見事思惑を看破するシエスタが最高にカッコよかった。
・決戦カメレオン、シエスタ降臨
⇒「もう昼寝は済んだのか?」君彦が一番驚いてる筈なのに、ここまで余興でした、と言わんばかりの冷静さ。かつてのバディと背中合わせで敵と対峙する展開は王道の憧れ。

 

<まとめ>

こう、「あっと言わせる」小説、すごいよな……。ライトノベルの原稿を本格的に書き始めて、改めてレベルの高さを思い知らされる。

消費者はそんなことはいざ知らず、つまらなかったらそっぽを向かれるだけの厳しい世界だけど、だからこそやっぱり眩しい。

自分自身、今は──、

ネタをひたすらブレストし、なんとか候補を固めようとするが、中々定まらない。

・主人公の能力を思いつけば、「有名な作品、こんなにあるじゃん」とか。

・この世界設定、いいかも!「でも主人公の目的はなんだ?」とか

・このネタ斬新だな!「いやでもこれで一本かけるか?本当にそれが書きたいモノか?」などなど……。

未だ迷走中。

 

だが、ここが力の入れどころ。今回で3作品構成分解させていただいたが、どれもこれも平坦な作品はなく、2転3転、良い意味で裏切り、ここぞという所で熱い。

その為には、思いついたらGO!ではなく、入念に設計図を描く必要がある。

例え100%は不要でも、骨子足るものが出来ないと、いざ執筆しても遭難する。

この4月中で、「これでいく!」を見つけ、決めていく。

 

 

負けられねぇ~~~!

 

カナタWAVE