リアル人生ゲーム「2023年編」
風上かなたです(PN改名しました)
毎年、一年経つのが早く感じる。というか、速すぎる。
最近は毎年「もう書くの止めよっかな~。あるいは非公開にしようかな~」なんて思ってる自分がいる。
理由は単純で「他人に誇れるようなものがなく、年を重ねるにつれて恥ずかしくなってきた」から。
……あれ、ちょっと待て。
それって、誰が思ってるんだ? 俺だけじゃねーか。
馬鹿野郎。年々、積み上げるものは凝り固まった価値観や下らんプライドばっかりで、青臭いことする「恥」さえ見せられなくなったらいよいよおしまいなんだよ……!
……というわけで、今年もリアル人生ゲームと称した一年の振り返りをやってく。
この記事について
変わり映えしない毎日を送り、楽しかった想い出も、苦しかったことも、いつの間にか思い出せなくなってしまう人生に危機感を感じて始めた、自分用の振り返り。足跡。
月ごとの振り返り
2023年、俺は一体何をしていたのか。自信を持って生き抜いたのか。二次元女の子ばかりのアルバムを高速スクロールしながら無い想い出を必死にかき集め、2か月単位で振り返る
1-2月 いきなり記憶がない……
おかしい。2022年の今日は奮い立ってたはずだ。
人生キラキラしてぇ~!なんかしてぇ~って。
あるとすればフォロワーのご厚意でアイカツミュージックフェスタ ファイナルを観たくらいか。ファイナルを冠するだけに過去最高に盛り上がった気がするし、輝きをもらった。
けれど、俺も歌い手さんも皆、年を取っていく。
否応にも変わってくんだろうなぁと思うと、少し寂しい気もした。
そんなこんなで2023年が始まり、やっとこさ見始めたぼっち・ざ・ろっくは眩しすぎて未だに最終話を観れていない。
3-4月 一人旅行@大分&福岡
社!や諸々で大分ストレスが溜まっていたため、久しぶりの一人旅をした。
朝6時の飛行機に乗るために電車を始発で乗らなきゃいけないのに、夜中の2時まで友人とモンハンをやっていたため、無事空港で死亡。
けど最近はそういう馬鹿っぽい遊びが、もはや憧れになりつつある。
またベイブレードもしてぇよなあ。もう買ってないや……。
折角なので、旅行中に取った写真をくっつけて動画を作ってみた。
簡単なものだけど、これもまた見返すと当時の記憶を鮮明に思い出せるので、これからもやっていきたい。
ところで、ふと「自分一人で計画立ててした旅行ってどれくらいなんだろう」と思って経県値アプリを試したら悲惨でワロタ……。
(#北海道なんて札幌しかないから制覇したなんてとても言えない)
友人と旅行するのももちろん楽しいが、適度な孤独と内省と自由な旅を満喫できる一人旅を、これからももっとしていきたい。
(#そのために金と平日の休日をくれ……)
5-6月 社!ストレスで記憶がない Second
社!の都合でまたまた現場が変わった。
今となっては主流のAWSをガンガン触れるので技術は上がっていくが、30秒に一回は「なんもわかんねぇ~」って呟いてる気がするし、人間関係、仕事内容、残業のストレスが半端なかった。
しかも、半分は自分の思い込みのような気がして、いよいよ会社員に向いてないと思う。
けれど、精神的、身体的に限界ならともかく、ストレスの大部分が「自由な時間を奪われる」程度だから、逃げるのは甘えなんじゃ……って思考がいつもぐるぐるしてる。
それに逃げたって働くことからは永遠に逃げられんしな……。
まぁ、というわけで最近はむしろ「いっそ、俺を追い詰めてみろや?」って割と楽観的に捉えてもいる。追い詰められれば人間は初めて行動できるので。
7-8月 前半は諦めの境地、後半はやっとこさ再起動
絵も描かず、文も書かず、同人イベも参加しない。
無になりつつある俺は、あろうことか、ゆっくりゲーム実況動画を作り始めた。
「なんかこう、多くを望まずに好きなゲームをしてたい」
人生の趣味なんて、それだけでよくね?と半ば諦めの境地に入っていた。
今思うと結構メンタル参ってたんだな……。
「あわよくば、ただプレイするだけじゃなくて副次的な何かをしたい」
の考えから至った結論が、動画だった。
ブログで感想をまとめるという手段もあったが、いちいちスクショを撮るのが面倒過ぎて一作品も書けなかったから、どうせならプレイ動画にしちゃおって。
結構楽しかった。
流行とかノルマとかなく、自由気ままに創っていくのが。
社!で一から勉強している時間もないので、手っ取り早くできるゆっくりムービーメーカーしか触ってないけど、プレイした時の感想、感動が振り返れるのはすごくいい。動画は残るので積み上げている感覚にもなる。
課題はゆっくりでも編集がめちゃんこ大変なのと、実況用と個人で楽しむ用のゲームはやっぱり分けなきゃいけないってこと。
(#本当に楽しんでプレイしてる時に「ここ動画で使おう」とか考えたくない)
とくに後者は深刻で、流行のゲームで即実況動画出すなんて俺には一生無理だと思った。
結局、10本作った程度で止まってしまっているが、趣味の一つとしてまたやっていきたい。
それから8月になって、一週間にも満たない夏休みの最終日、ふとPCのフォルダ整理していたら数年前の書きかけのラノベ(R18)を見つけた。
「完結もしてないのに諦めるとかバカ!」と奮い立ち、久しぶりに創作を開始した。
9-10月 ひたすら執筆
毎日1000字、休日は2000字を目標とし、毎日続けた。
ちょうど、11末期限のコンテストもあり無心で書き続けた。
それしか記憶がない。
11-12月 書ききった。体力ボロボロだけど気力は満ちている
書ききった。
ほぼサボりはなかったことは褒めたいが、健康を害してしまった。
健康診断の肝臓がB→Dに逆戻りし、高血圧メタボ予備軍のフルコンボ。
完全にストレスによる暴食、生活を犠牲にした偏食のせい。マジで改善する……。
(#え?こんな痩せ型でスタイルの良い俺が??????)
当初は「10万字なんて書けないよふぇぇ」だったのが、「らめぇっ!文字が止まんないのほぉっ♡」ってなり、気付いたら20万字突破していた。
完全に無計画で突貫工事のアホ。
(続けられた要因は時間区切った集中法とかあるけど、正直、付き合って3年目になる彼女の存在がデカい。メンタルが持ちこたえられる。感謝しかない)
結果、コンテストは正直厳しいだろうなという厳しい気持ちはあるが、気持ちは晴れやかだった。
っていうか、それ以前に「やっぱ俺、創作好きだな~」って心の底から思えた。
大学一年目、初めて絵を描きはじめた頃と何も変わってなくてよかった。
ラノベなんて人からすれば馬鹿にされる対象であり、イラストと比べればまだまだ人権ないし、だからこそ恥ずかしくもある。だけど、まあ、人生理解ったような顔して、一般人が好きそうなことが好きな、テンプレートで無個性な大人になっていく方が俺は怖いよ……。
趣味の振り返り
絵
なーんも描かなかった!アホ!!なんでこう、極端なんや!
ペンタブ壊れてようが関係ねぇ!来年はまた描く!なんかイベント参加する!
1年に1度は同人イベ出すって目標はどこ行った……。
(#おや、芸カ(アイカツオンリー即売会)が3月に……?)
文
今年はR18小説書いた。
「俺以外にスケベなヤツおるか?」って強気だったが壁は高かった!
来年も書くぞ。全年齢向けや公募、同人イベとかやりたいことばかりで時間がないが、二度と書きたくないって思うまでは何か書く!
だから社!でメンタルと時間と健康を削らないでくれ頼む……。
ゲーム
2023年プレイしたタイトルは以下の通り。来年も気になるタイトル多すぎ問題。
・アークナイツ
・ブルーアーカイブ
・クリミナルボーダー1st offence
・マリオパーティスーパースターズ
・スーパーマリオRPG(リメイク)
・ファイアーエムブレム 風花雪月
Fate/Grand Order
評価:★★★★ オススメ度:★★
もはやメインストーリーとぐだぐだイベのみやっている。
面白いけど、メインストーリーのみ楽しめればいいので、熱量は控えめになっている。
けど世の中ひどいソシャゲが大量にあるので、やっぱFGOすげえよ!と思い直してもいる。
アークナイツ
評価:★★★★★ オススメ度:★★★★
今までやってきたソシャゲの面白さランキング、FGOと同率一位くらいにハマっている。ストーリー、キャラ、ゲーム性、育成要素、サブコンテンツのほとんどが見事に肌に合っている。
ただ、イベントのストーリーが長すぎるのと難解すぎるのが、日本で今一つ盛り上がってない要因だと百億回くらい運営に言ってやりたい。
ブルーアーカイブ
評価:★★★★ オススメ度:★★
遂に手を出してしまった。Twitterに流れてくるスケベキャラの解像度が一気に鮮明になった……。
意外にも奥深いバトル、可愛さとシリアスをいい塩梅で描いてる透き通るような(?)世界観は実際かなりしっかりしていて好き。
けれど、それ以外の要素はソシャゲの悪いところばかりなので、メインストーリーを追うに留まってしまっている。アルとユウカとミヤコとアコが可愛い。
クリミナルボーダー1st offence
評価:★★★★ オススメ度:★★★
知る人ぞ知るPurple softwareの一作。いつだったか同じブランドのアマツツミをプレイしたけど途中で飽きてしまったので、期待と不安が入り混じっていた。
エロゲも時代の流れか、各ルートを個別で売り始めたことに驚いて思わず手に取ってしまったが、結果良作だった。
陰キャ根暗主人公が好きな女の子に好意を抱かれるも、アングラに巻き込まれていくっていう王道展開だけどしっかり面白い。やってよかった。
車輪の国、向日葵の少女
評価:★★★★★ オススメ度:★★★★★
令和5年マイベストゲーム大賞。令和なので2005年のゲームが最高って……。
評価が高い理由がずっと気になっていたけどただの純愛だと退屈するかな……って思ってた。
結果、泣いた。このゲームに出会えてありがとう。
日本を模したディストピアの中で衝突する正義と愛の物語。
ファンディスクをやるのが勿体ないと思えるくらいの傑作だった。
マリオパーティスーパースターズ
評価:★★★ オススメ度:★★
たまに無性にやりたくなるシリーズ。
人とやるのは楽しいんだけど、やはり昔のマリパ2~3みたいな、「クッパを倒すぞ」って茶番だけど確かにあった目的や熱さがオンライン対戦時のテンポ感の犠牲となり、非常にあっさりとした印象だった。それとも、俺が大人になってしまったのか。
スーパーマリオRPG(リメイク)
評価:★★★★ オススメ度:★★★
まさかリメイクくるとは思わなくて、衝撃が半端なかった。
リメイクとしての不安要素も特になく、非常に丁寧に作られていて好感。当時の楽しかった記憶を思い出すことができた。
ただ、さっきも言ったけどテンポ感?のためか、最近のマリオは要所であっさりし過ぎている感がある。
特に、タコ壺ゲッソーのボス戦。当時と比べると不気味さが大分半減している。
もちろんサクサクヌルヌル動くのは喜ばしいことだけど時代と一緒でゲームもなんだか余白がなくなってるよなぁ、なんて思ったり。
ファイアーエムブレム 風花雪月
評価:★★★★ オススメ度:★★★
異世界ファンタジーRPGが好きな俺にとっては大好物なシリーズ。
三勢力で別れて、かつての友と斬り合うテーマはすごく好き。
ただ、「これが話題のFE……!」って期待した割にはバトル以外の要素、つまりストーリーがチープだった。喋らない主人公、ポっと出ボス、記号的モブ、チープなセリフ回しが改善されれば神ゲーになるのに……。ただ、総合的には「次作もやってみたい」評価に。
総括・これから
2024年はガンガン創作していきたいな~。
あれこれ手を出して、全部中途半端やんって自分を責めないでさ……。
社!や年老いていく家族の介護とか、他にもいろいろあるけど、楽しく、前向きに。
というか人生、気持ちだけでも明るく。
そのために、今年からは「俺って大したことないヤツなんだ」という、開き直りに似て非なる、肩の力を抜くことを心がけたい。
なんかこう、今までの人生、人にどう思われるかとか、良く見られたいとか、承認欲求に雁字搦めになっている。悔しいけど今もまだ囚われている。
怖いんですよね。人から「大したことないヤツなんだ」って思われるのが。
けど、それが俺なんだよな、どうしようもなく。
だから、受け入れるしかない。それでも別にいいじゃないか、と。
もちろんネガティブ思考でも諦観でもなく。
どっかの本か動画で見た「ありのままの自分を認める」という言葉の真意を、最近ようやっと理解できた気がするから、好きなことを好きなようにやっていく。
やってやるぞ2024。
ありがとう2023年の俺。
今年も"完了”です。