芸能人はカードが命!20
芸能人はカードが命!20お疲れ様でした!
一度休んでからの復活参加だったけど、やっぱりめちゃくちゃ楽しいし、感動したし、生きるモチベに繋がった……。
仕事は全然関係ないIT系だし、趣味の域を出ないんだけど、やってく以上はやったことを、その時の考えを残しとくべきと常々思っているので書き綴ります。
今回は感情ばかりじゃなくて、本を作成する上で苦労したことや、上手くいったこと、上手くいかなかった事を纏めて次に活かせるようにしたい。
新刊あとがきの、さらに詳細バージョン的な。
ゆめとらいあんぐるの執筆
まず思ったのは
すばゆめえっち書きてぇ……
アイカツが好きな方は百合好きが多い中、ワイはノマカプ大好きマンなのですばるとゆめの関係は涎が出るほど好物でむしゃぶりつくしたい感じだった(は?)
しかし芸カやpixivの供給は僕にとっては全然お腹いっぱいになる事なく、普通のすばゆめSSで畑を耕した事もあったけど最早自分で焼き畑農業でもするしかなかったワケ。
また、既刊の「同じ学部の虹野さん」で書いたような大学生……つまり実在性概念が好きなのでそこで「すばゆめ×実在性×R-18」がまず生まれた。
そこから物語をどうしたら面白くなるだろうって考えた結果、五十嵐望しかねぇな……ッ!ってなり、
大学生すばゆめのぞ実在性禁断三角関係R-18
って限界概念が生まれてしまった。
すばゆめは勿論のぞゆめも好き。何なら吉良かなたとだって絡めてみても面白そう。ほんと虹野ゆめは最高だぜ……ッ!
執筆はやっぱりエッチシーンが一番神経使った。書いてて「これ読者はエロ……ッ」て思うのか……?みたいな不安が一番大きかった。今回の為に書店でかったえっち小説を片手に、ギャルゲのテキストを再読し、虹野の声に全神経を集中させて……みたいな感じで手探り感が多かった。
だけど、とにかく「大学生、やることやってんな」感をめちゃ出したかった。
どろどろと煮詰まった、見てはいけないものを覗き込んでいるようなそんな雰囲気を出したかった。そこはちょっと自信あるかも。
でも最大の疑問があった。
今回、視点は主人公は虹野視点で描いたこと。だけどそれはつまり
女の子の気持ちってわかんねぇ!!
〇〇されたり××されたりする気持ちってどんなんなの!?!?!?(錯乱)
ってこと。
創作である以上誇張して書かねば面白くないし参考となるメディアは数多くあるけど、「実在性」「リアルっぽさ」を出すにはどうしても実際の所ってやつを知らねばならなかったがどれだけ天に祈っても俺は女の子なれなかった。
せめて、自分は女子力なんてものや女性らしい考え方なんてものは備わっては居ないけど、人の気持ちには敏感、というか内向的というか感受性高い(自分で言うか)という所は多少はあると思うので、そこを頼りに書いたつもり。
読み手としてはどうだっただろうか……
もし宜しければ感想を聞かせてほしい。それだけで次のモチベが1000倍になるし明日の仕事も苦じゃ無くなるので……。
今回は社!終わった時間や空いた時間を無駄にしまいととにかく手を進めたので、スケジュール的には100点だった。
後述するけど、本当にやりたいことなら時間や体力を惜しんでいる暇はもう無いのだ。
設営
設営も今回は思考停止でやるのではなく、少しでも工夫しようと心がけた。
例えば……
①冊子を平積みにしてると通りかかった時に以外と見にくいから奥に表紙のサンプルを置く
②アクスタなどの小物を並べて華やかにする
③ひと工夫凝らした値札。
実際、①や②は写真で見ても見やすいと思ったから今後もそうしていきたい。
③は効果はあったのかどうかは不明だが、値札を見た人が思わず立ち止まって読んでしまうような効果はあったように……思う。
実際、スペースに来た人で
「私立大学生経済学部の虹野ゆめが既に結城すばると付き合っているけど五十嵐望の魔の手が伸びる禁断の三角関係R-18ください!!!」
って言われることがあってスペースの前で頭真っ白になった。
でも内心(やったぜ)とも思った。こういう限界文章はさらさら思いついてしまうのでこれからも強みとして取り入れていきたい。
ともかく、何もしないよりは、一部でも多くの人に見てもらえるように何かしらしていきたい。
今後は、ポスターや、段組みのレイアウト、ガラススタンド?など100均だけじゃなくてもっとちゃんとしたものも活用していきたい。
開催
開催して、初めて芸カに参加した時以来だな~と思いながら席でぼんやりしていたが、実際前回よりぼけ~っとしてる時間が多かった。
完璧な表紙!完璧(と思っている)本文!そのTAG TEAM GX最強!とか思ってたけど完全な思い上がりだった。100部も刷ってしまったけど実際半分程余ってしまい初めて在庫を沢山抱えて帰ることになった。(めちゃ重かった。)
でも落ち込みはそれ程でもなかったのが正直な所でもあった。
とにかく、挨拶に来てくれる人、「めっちゃ楽しみにしてました」とか「これヤバくね!?」とか言ってくれる人、差し入れから毎回同じ人が来てくれてることが分かったときは「やっぱり書いてよかったな」と心から思えた。
Twitterでも「MVPだった」とか「読むの楽しみ」とかいう声がちらほらあって、決して万人受けしたりするものでは無かったけど、一部の人にめちゃくちゃ突き刺さる出来だったと思う。確かに、自分自身がその一人だからこれからも自分の心に正直で書いていきたい。
そして、何より。
自分一人で孤軍奮闘して書いてるって今まで思ったけど、そういう人達のお陰でここまで書いてこれたんだって気付いたし、気づいたら家でちょっとだけ泣いてしまった。
いつも感想をくれる方、快く表紙の執筆依頼受けてくれた方。
本当に本当にありがとう。それしか言えないってくらい胸がいっぱいになった。
終わりに、これから
収穫はそれだけじゃない。人それぞれ価値観はあると思うけど、個人的には芸カは目的をもって参加すべきと思っている。芸カじゃなくてコミケでもそれ以外でも同じ。
好きって気持ちでやっている以上。もっと上に行きたいって気持ちがある。楽しければそれでいいやだけじゃ満足できない。商業にいけよって意見もあるかもしれないけど俺にはそんな力はまだない。口では偉そうなことを言ってるかもだけど未だこんなところにいる。足掻いてでも少しづつ、半歩でも登るしかない。
だから、やれることはやっていく。
例えば……
・完売達成
・小説参加
・100部頒布&完売
・合同主催
・打ち上げ幹事
・18禁参加
・表紙依頼
・執筆依頼
・壁サー
とかとか。PS4のトロフィーシステムみたいに出来る限りのことをやっていきたい。
だって、芸カでキラキラしてる人たちって、今挙げたようなことは大体やっている。
自分もそんな人達に近づきたい。
(あくまで個人の考えです。芸カやサークル参加に対してどのような価値観を抱くかは自由だと思います)
また、何よりもっと芸カだけじゃなくて他の部分でも実力を伸ばしたい。
もともと、高校生位の頃から小説書きたいと思っていた筈だった。しかし蓋を開けてみれば今日まで一度も賞に応募したことなんてない。
芸カに参加する度に、「次は一次も頑張らなきゃな~」とか「賞に向けて書かないとな~」とか頑張っている人たちの声を聞くと焦りが止まらない。
まだ自分が高校生ならよかったけど、もう二十代後半。疲れたって休んでばかりいたら本当に色々終わってしまう。
このままいつまでも好きな気持ちに嘘を吐きたくない。
だから、芸カに参加しつつもこれからは自分も本当にやりたいことをやっていく。
芸カを辞めて打ち込むか?って気もするけど、それとこれとは話が違う。参加するのを辞めたら時間が増えるんじゃない。自分が書きたい、書かなきゃって気持ちが筆を進めるのだから。
今までは仕事に追われて生存レベルでの参加だったけど、流石に慣れてきて、もう一歩、手を伸ばす余裕が生まれた。
毎日「そうやって頑張っていることを免罪符にしてるんじゃないか?」って闇が顔を覗かせる時もある。
でも、今の自分はとにかく手を進めるしかない。そもそもまだ、評価される段階に立っていないのだから。人生敗者復活戦と笑われようが、本当にそれで諦めてヘラヘラしてしまったら終わりだから。
今年ももう後二ヶ月。
後9時間で仕事だが、もうツライと言ってばかりの自分じゃない。
メンタルが今は安定している。そのうちに全力でやることやるぞ……!
君が逃げない限り明日は逃げたりしないよ
本当に励まされるし、自分を叱咤してくれる。
やってくぞ。
カナタWAVE