輝きの彼方

twitterでは表しきれない、自身の素直な気持ちを書き殴っています。自分の足跡を、経験した事を形として残し、自分の人生が最高だったと思えるように。 人生経験の目標と振り返り。二次元コンテンツの考察と感想など。

ひたむきで純真、そんな「星達」に俺もなりたい……

アイカツスターズ!最高だった!!!

 

1年と半年前、初めて友人に勧められスターズを見た時は、「この金髪ツインテ、世間ナメすぎでしょ」って思ってたけど、まさかここまで熱くハマるキャラ、コンテンツとは思わなかった。新シリーズが放送開始して時既に遅しだけど、スターズ!星のツバサ終盤の感想を。感じた「良かった」を、書き残さねば前に進めん…と、想いをぶちまけてからアイカツフレンズ!もまた全力で楽しみたい。

 

色々書くとあり得ん長くなるし、どうしても書きて~、あわよくば共有したいと思える以下のコンテンツについて(なるべく簡潔に)書く!

(また実況になりそう……)

 

■コンテンツ

・桜庭ローラ(86話:涙の数だけ)

・虹野ゆめ(96話:みんなで輝く/すばゆめ)

・まとめ

 

■桜庭ローラ(86話:涙の数だけ)

一言申させてくれ。

「ローラは、残念キャラでも負けキャラでもねぇ……ッ!!」

気持ちは分からんでもない……が、何を見てきたんだ……。って感じの意見がチラホラ見かけたのでここで自分の想いを述べたい。

(自分も半分想像なんで決して他人の意見にマウントしたいとかではないです。念の為。)

スターズにおいて、ローラはゆめに次ぐ第二の主人公だと思ってる。それも単なる主人公ではなく、現実路線で「努力」を主眼に置いた物語、それを桜庭ローラを通して描いている……と思っている。

 

当時、ローラは決勝戦に出る気満々だった。決して、S4戦でゆめに敗北し幹部であることを受け入れても、それで甘んじているわけがなかった。

しかし世の中そう甘くない。「このフェスで勝てないと、決勝進出は難しい……」それなのに、よりにもよって、一番の難敵、エルザが邪魔をするかのように立ちはだかる。意気込みは一気に焦燥感へと変わる。圧倒的な実力を前に、今の自分では絶対に勝てない…。悔しいが、確信に近い感覚が。絶対的な差を埋められずにローラは地団駄を踏んでいた。

だからって、「エントリーをしないのはおかしい」と、誰が責める事が出来ようか。

どうしていいか分からなくなった時に、自分と似た姿勢を持つ前川綾乃と出会う。道は違えど前を向いて真っすぐ追いかけてくる綾乃を見て、「涙を流す度に私は強くなれた気がする。もう、何も怖くない」と、精一杯に自分を鼓舞してローラはエルザに全力でぶつかっていく。(知ってるか、ローラはまだ中学2年生なんだぜ…)

「ねぇ、自分で信じた道を進もう…!」

うおおおおおおおおおおお!!!←ワイ

優勝!優勝だ!!ローラ…ッ!もうこの時点で涙ボロボロでしょ。いけ!ぶっ潰せーーー!(違う)

でも、それでも、届かなかった。

いや、僅差どころではなかった。惨敗だった。ただでさえ世界ランキング1位である圧倒的な実力を前に勝機は薄かった。さらに、観客にとってはローラのステージの感想を塗りつぶす程の「太陽のドレス」の輝き。エルザにとってはローラなど好敵手で無ければ、最早眼中にすら無かった。励ましをもらったから、全力を出せば勝てるなんて、そんな優しい世界はローラを許さなかった。

結局、会場がエルザのステージで沸く中、暗い楽屋でローラはそっと呟いた。

「分かってる。でも、貴女だって頑張ったじゃない」

悔いは無い筈と、ローラがローラ(貴女)に言い聞かせる

 

「でも、やっぱり……、悔しいな…!」

抑えきれない。

泣き、崩れる…。

 

ここ……ッ!!

僕はここで涙がいよいよボロボロで、2度3度見直しても目頭が熱くなってしまう。

いいんだローラ。エルザの実力を認めなくたって。頑張ったから悔いは無いなんて、そんな偽りの笑顔で自分に嘘を吐かなくていい。泣きたい時は、泣いていいんだ……ッ

強がってしまう自分の代わりに、自分を見つめるもう一人のローラが代わりに泣いてあげる……。そう、僕には見えた。

ここで、ローラは一つまた自分のアイカツに「答え」を見つける。先ほどステージ前に出会った、前川綾乃の存在。聞けば、綾乃は代表に選ばれるほどの実力者だが、その中では落ちこぼれだと言っていた。そんな、言ってしまえば自分と似たような存在。でも彼女は泣き崩れるローラとは対照的に、前を向いていた。

私は戦い続ける。私がマラソン選手である限り』

つまり、ローラにとっても、これが、ローラの「アイカツ」だった。

1期の29話、ゆめよりも努力した筈なのにゆめに負けた。『お前は、お前のやり方で光り輝けばいい』。そうアンナ先生に励まされ、「This is 桜庭ローラ」と自分を信じてS4戦では戦った。でもまたしても負けた。そして、今回も……。

じゃあ、ローラのアイカツは、結局「負け」だったのか?

いや絶対違う。勝敗の記録だけ見れば負けであることは否定できない。ゆめにだって結局勝ててはいない。でも、諦めずに「これが(This is)私(桜庭ローラ)だ!」と、一点の曇り無く、自分に嘘を吐かずぶつかってきた。どうしたら強くなれるかなんて分からない。なんの為にアイカツするのか、なんていつだって迷っている。でも、そうやって泥臭く自分を信じて走り続けたからこそ、ゆめやエルザと違う、辿り着いて見えた景色も確かにあった。

例えばS4決定戦、ゆめに負けたのに、自分のステージを見て「ローラのようになりたい」と言ってくれた人がいた。そして今回も、「ローラにありがとうを言いたい」という前川綾乃の存在があった。ローラのアイカツが、憧れが憧れを生んだ。私のアイカツは、間違ってなどいなかった……。

 

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誰もが、ゆめやエルザのようにはなれない。でもそれは負けじゃない。終わりじゃない。私がアイドルである限り、戦い続ける限り。最終回でチラッとその後の姿があったけど、ローラのアイカツは、ローラなりの「到達点」に辿り着けたと思うから。

 

…いきなり熱くなってしまった。次!いや、86話何度見てもいい。ローラ最高(´;ω;`)

(俺も、弱い自分とサヨナラしたい…うぅ…)

 

・虹野ゆめ(96話:みんなで輝く/すばゆめ)

ゆめVSエルザ、めちゃくちゃ熱かった。2期の中盤から、「なんだか1期で壁を乗り越えてからゆめのアイカツ上手く行きすぎてて見応え無いな……」と正直思ってしまう自分がいたけど、決勝ステージの2分間にはゆめの今までのアイカツが詰まっていた。ここでは、なぜゆめがエルザに勝てたのかを、自分なりにまとめたい。

 

ゆめも当然、エルザの実力、太陽ドレスの輝きがもたらす圧倒的な差を知っていた。頑張れば勝てる、なんて思ってなかった。そして、エルザのパーフェクトな強さは「間違って無いし尊敬もしている」と……。けれど、「それが絶対の正解ではない」と確信があった。武者奮いじゃない。ゆめのアイカツにはそれを裏付ける「想い」があった。

エルザに適わないかも知れない、でも私のアイカツは決して負けない。

ゆめはローラ、真昼、あこ、小春、その他全て皆の想いを込めて、決戦ステージ『Music of Dream』を披露する。

『ドレスが皆を輝かせる!』

この言葉、始め聞いた時は「女児アニだし、主人公だしまあ綺麗な事言いたいよね」ってくらいの気持ちだだったけど、本当に「それ」だった。

初めてステージに立ったあの時から、多くの仲間と出会ってきた、困難に立ち向かってきた。楽しいこと、嫌な事も沢山あった。でも、そんな『大好きも大嫌いも全部本当の私』で、完璧じゃなくたっていい。『過去から未来へ、縫い合わせたドレス』は、自分を今こうしてステージに立たせてくれた。ドレスはひめ先輩のステージを見たあの時からゆめ自身を輝かせてきた。だから、届けたい。

『まだ見ぬ私を信じてくれる人に、私の音楽を……!』

そして、太陽のドレスがゆめに纏い、それだけでなく皆のオーラまでもがゆめの力となって溢れ出た。

もう一度になるけど、ゆめはエルザの事はとても尊敬している。一人で太陽のドレスを纏える領域に辿りつくことは、ゆめにとってはとても難しいと分かっている。でも、今エルザの前に立っているゆめは、一人の力じゃない。ローラや真昼、あこや小春、本当に多くの人の助け合いがあったからこそ今自分はここに居る。それを忘れていなかった。まだ見ぬ私のことを信じてくれた皆の力が、私をここに立たせてくれた。それを「間違い」と言わせはしない。勝てるか分からないけど「負けはしない」って……!

 

そして、ドレスの実力が同等になった結果、「想いの強さ」でゆめはエルザに勝利した。

 

ほんっとに、決戦ステージの「music of dream」は決戦にふさわしいどちゃくそカッコいい曲と、一つ一つが胸に迫りくる歌詞の連続で「虹野ォ……ッ」て気持ちが止まらず悶えてしまった。

俺も、ゆめのように綺麗な心で強くなりたい…(´;ω;`)

いやホント、常々世間皮肉りたくなるけどこういう当たり前の気持ちを忘れちゃだめだって……。

 

■すばゆめ

去年2月の新・チョコレート事件()から1年、すばゆめ難民はいよいよ餓死寸前だった。

長かった……。

すばる…お前、ゆめちゃんの事好きなんか????お????チョコもらってどんな気持ち????ライバルで残念???恥ずかしい????じゃあ正直になっちゃえよ????お???ってかお前虹野!!!どんだけ残酷な事してるか分かってる????無自覚だから許されると思った????ふっざけんなよおおおおおおあああああああああ!!

 

……ハァ、ハァ…(変態)

そして、99話で「忘れもの」の如く、すばゆめのアニメにおける結末が描かれる。

「ちゃんと肩を並べられるアイドルになりたい」

「分かった、ライバルだもんね!」

 

~~~~な~~~~にが!!ライバルじゃボケ!!!!虹野カラダはすくすく成長しても心は何も進歩しとらんやんけ!!!

そして結城すばる!!お前そんな曖昧な言葉で虹野の彼氏気取りか!?伝わらんわボケ!!!もっと言え!!直接!!「異性として虹野の事が好きだ」って!!キッスゥしろ!!スキャンダルになれ!!!虹野の頬を朱色に染めろ!!いっそいちゃつけよもう!!!!!!!!!!!!!!!

 

……何が言いたいかっていうと、最高すぎて餓死寸前が(血を)吐く寸前までまでお腹いっぱいになりました。

虹野……本当に1ミリも恋愛感情無いの???男のコに興味ないの・・・?保健体育でならったでしょ・・・????

とにかく、これは虹野に片想いするモブが現れても仕方ないでしょ。

(悔しいが)ゆめとすばるはすっごいお似合いのカップルで、是非とも公式…叶わないのなら芸カでその後の展開を影から眺めて帰って布団の中で泣きたい人生だった……。

 

■まとめ

まとめも何も、とにかくスターズは最高だった。自分にとってはスターズがアイカツの原点だから、尚更思い入れがあったし、あかりジェネレーションのように今度はゆめを追いかける新たな主人公の物語が始まるのかと思いきや、フレンズという別の世界のお話となり、ゆめとの物語を観測し続ける事は出来ないって事実はめっちゃ辛かった。

まあ、仕方ないかな、とは思う。

色々二次創作やOVA的な見方ではまだまだ話作れそうだけど、肝心の「ゆめの成長物語」はゴールに達してしまったからこれ以上続けるのは「蛇足」になる恐れもあったんじゃないかなって思う。

でも、最終回はそんな暗い気持ちを吹き飛ばし、デジモン初代の最終回を彷彿させるような、「スタートライン!」で始まり「スタートライン!」で締めくくる……。最高の演出で悔いはなくなってしまった。あるとするなら、ゆめを置いて自分ばかりが年を重ねていくことくらいか。

 

2年も続くアニメを通して見たのって正直初めてで、やっぱり自分もゆめ達のように成長しなきゃなって気付かせてくれる。自分はもう立派な大人だけど、クッソ恥ずかしいが言わせてほしい。

 

ありがとう、ゆめ!!!!大好きだ!!!!!!!!!!

 

アイカツフレンズも全力で期待してます。

カナタWAVE