輝きの彼方

twitterでは表しきれない、自身の素直な気持ちを書き殴っています。自分の足跡を、経験した事を形として残し、自分の人生が最高だったと思えるように。 人生経験の目標と振り返り。二次元コンテンツの考察と感想など。

学生から社会人になった今までの「心」の変化

・きっかけ

中学二年でオタクに目覚め、高校は真面目に過ごしてきたものの、大学の4年生春まで本気で「働きたくねえ」と言ってた社会不適合者であり能無し文系の自分が、今まで培ってきたものとは真反対の「IT」という理系だらけのフィールドでなんとか…なんとか今日までやってきた。

 

気づけば1年半の月日が経過していた。

 

この期間で、自分でもはっきりと自覚出来る程、物事の考え方とか気の持ちようとか在り方とか…つまり精神的な部分が変化してきた。友人にもよく言われた。

だから今までの自分がどんな自分で、今どう変わってきたかを整理し、文字で表す事で分析し、今後に向けて書き残したかった。この手のテーマは年末年始が相応しいと思ったけど、年末仕事だし絶対忙しいから今書いておく。

 

コンテンツ

・自己紹介
・年表
エゴグラム
・社会人になってからの「心」の変化
・まとめ

 

・自己紹介

自己を振り返る為にも、もし初めて読んでくれる人がいた時の為に、箇条書きでサラっと自己紹介します。(初回の記事でも書いてるけど)

(この前アイカツスターズのゆめちゃんについて9000字を越える記事書いてめちゃくちゃ疲れて、今日は2000字位で終わらせたいのでサラっといきます。)→無理だった。

 

名前:カナタWAVE(レイル) (いずれも大学漫研時代のPN)

性別:男

年齢:24

血液:A

星座:獅子

職業:SE

大学:教育学部

趣味:お絵かき・ゲーム・カラオケ・登山etc

 

・年表

●小学生時代

・自分の個性など全く考えておらず地味キャラそのもの。ゲームばっかしていた。

何故か短距離走だけは得意で運動会は嫌いじゃなかった。

・国語が得意で算数がまるでダメだった。

 

●中学生時代

・自分の個性など全く考えておらず地味キャラそのもの。ゲームばっかしていた。

・国語が得意で数学がまるでダメだった。

・朝読書がめちゃ好きで「セブンスタワー」「ダレンシャン」にハマっていた。

・中学2年生時、突然書店の「とある魔術の禁書目録」を手に取り、それがラノベとも知らないままオタク世界の扉をノックした。

・禁書読んでる癖に「とらドラ!」読んでたオタクを「女子かよw」って馬鹿にしていた。いざ読んでみたらめちゃんこ面白くて心の中で土下座した。

 

●高校生時代

・男子校入学。以前は「恥」概念が邪魔をして入れなかった吹奏楽部に入部。何度も辞めようと思ったけどやり続け、最後の定演では思わず泣く程ある意味青春のそれってヤツを経験していた。

・友人に本格的にオタクを布教される。「ストパン」「東方」を知りオタクとして一番生き生きしていた。男子校だったし、アニメやラノベが面白過ぎて本気で彼女欲しいとか思わなかった。布教してくれた友人は現在大学で乗馬、スキー部でオタクから足を洗い彼女が出来ていた。

・国語が得意で数学がまるでダメだった。日本史もダメだった。世界史は面白かった。

ラノベの挿絵に感動し「絵を描きたい」と思ったが「今からじゃ遅いよな」と意味不明の言い訳をしていた。

・自分が将来どんな風になりたいかを全く考えておらず、試験科目の消去法で大学及び学部を決めていた。ここが人生のターニングポイントの一つだったと思うと悔やまれる。

 

●大学生時代

・自分はオタク文化が好きと自覚していたので意気揚々と漫研に入部した。

・高校時代あまりにも女子と接する機会が無かった為に学部の女子がすごく怖く思えた。

・高校までと違い、自由度が増えたのと、周囲に影響されダメ人間になっていった。

・真面目系クズ。優柔不断。オタク。ネガティブ思考。

アイデンティティをようやく気にし始める。何をこじらせたか、「リア充嫌い」キャラを確立していった。今思えば本気で意味不明だった。

・絵は沢山描いていた。楽しかったが同時にソシャゲにものめり込み、貴重な2年、3年生時代を無駄にした。アニメ系以外の文化に興味を示さなかった。

・自分が将来どんな風になりたいかを全く考えておらず、「自分は教師に絶対適してない」と最初から知っていたのに就活もせずダラダラ教員採用試験の勉強をしていた。

・親だけでなく祖母にも「働きたいって意欲が感じられない」「人が(悪いほうに)変わった」と見透かされる。

・教員採用試験当日に不合格を確信し、今までの愚かさから目が覚めた。(4年生7月)

アイカツはまだ知らなかったが「当たり前の大切さ」を知り、皮肉でネガティブ思考だったが、素直に物事に感動する、プラス思考へと少しずつ変わっていった。

・公務員試験、教育実習、図書館実習、就活など今思えば一番本気で色々やってた。

Twitterを休止し、4年生12月にやっと今の職場の内定を得る。

・就活終わってからこそ、今までよりも絵に本気になった。

 

…以上。

…………。

 

笑いたければ笑え!!

 

俺は泣きそうだよ!!

書いてみて思ったけど大学生時代一番後悔している。将来の事を考えなさ過ぎた。そのツケが今回ってきている事を知らずに。もし、過去に戻って自分にアドバイスを出来るなら、間違いなく大学生時代の自分にアドバイスをしたい。いやぶん殴りたい。

ともあれ、自分はこんな人間でした。無駄に長くなったが、過去を振り返るのが目的ではないので、次は客観的指標で自己分析してみる。

 

エゴグラム

ってヤツを社会人1年目の時やらされた。知っている人も多いのではないだろうか。

心理テスト見たいに選択式で自分の性格や考え方に合っているものを選び、その結果で人となりを図るものである。以下、5つの診断結果についてwikiの文を引用する。

参考URL:

エゴグラム - Wikipedia

CP(支配性)厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である[1]。この部分が低いと、怠惰な性格になる。

NP(寛容性)優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である[1]。この部分が低いと、冷淡な性格になる。

A(論理性)論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である[1]。この部分が低いと、非合理的な性格になる。

FC(奔放性)自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である[1]。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。

AC(順応性)協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである[1]。この部分が低いと、マイペースな性格になる。

 

社会人1年目、自分は「AC」だった。

最近著作権やら無断転載やらが厳しくてどこからどこまで載せていいのか分からんから正直ググってほしいんだが(違反してたら優しく教えてほしい)、つまりACはAdult Childrenの略で、順応した子ども。いい子を演じようとする。協調性がある、妥協点を見つけるってのが主な傾向だったと思う。

学生時代、出席だけはして講師の前ではいい子ちゃんぶってた自分は正にそうである。

協調性があるとも思っていた(自分で言っちゃう)

 

それを今一度やり直してみた。(ググればいくらでもあるよ)

 

結果、傾向が変わっていた。改めて診断を試したところ「FC」が一番高い結果となった。自分でも驚いた。会社の上司に「職場や勤務先によって変わる事がある」って聞いてたけどほんとに変わってた。では、具体的にどう変わったのか、今回のメインテーマを思いつくまま以下に書いてみる。ジョハリの窓で言う「自分は知っているけど他者は知らない」ってヤツである。(いや知ってるかも…)

 

・社会人になってからの「心」の変化
①「我」が強くなった。

自己中心的になったとも言う。確かにエゴグラムの「FC」にも同じような事が書いてある。

以前は自分の気持ちよりも他者の気持ちを優先していた。…ような気がする。多数決ではマジョリティに従い、遊びの予定も相手のやりたい事に従っていた。…ような気がする。さらには「人に嫌われたくない」等、他人の顔色を窺っていた……よ。

でも最近は180度変わった訳ではないが、変わった気がする。まず自分が楽しいか、嬉しいかを考えてしまう。遊びの予定も自分のやりたい事をやれない一日にストレスを覚えるようになってしまった。人の顔色伺うのにも疲れてしまって、「俺の事が嫌いならそれでいいよ。俺も無駄な時間を使わなくて良かったわ。ありがとね」位のイキリ具合になってしまった。なんでやろな。

原因としては社会人になって「いい子ちゃん面」が通用しなくなった事が考えられる。自分程度の浅ましい猫かぶりなんて一瞬で見透かされ、正直久しぶりにめちゃくちゃ怒られた。社会って世界を知った。そんなこんなで一年半も浸かっていると、他人に気を使っていられなくなる。余裕がなくなる。満たされない自分を満たすように働きかけてしまう。遊びの予定も自分が乗り気にならなきゃ平気でキャンセルもしてしまう。何かで言い争いになったら「もういい。俺の事が嫌いな奴に使う時間なんてないし友達やめてくれ」みたいな気持ちになる事がたまにある

(勘違いしないように、これは誰か特定の人を想起させるような愚痴ではないのであしからず…。あくまでそう考える事がたまにあるってだけ)

ただ、最後にまとめでも言うけど、個人的には昔の自分よりも気疲れしなくて、寧ろ自分らしくいられてるような気がする。他人から見たらどう見えるのか分からんが…。

 

②「真面目」じゃなくなった

恥ずかしい話、自分の長所を「真面目」だと本気で思っていた。就活の履歴書にも堂々と書いてたし面接でも言っていた。「いい子ちゃん面」が得意なように、「講義に全出席する」「表面的に規則やルールは守る」「反抗しない」性格だった。

だけど、やっぱりこれも社会では通用しなかった。いや、「私最初から知っていた」。

ポケモンでもガチ対戦になると「がんばりや」「まじめ」「素直」は能力補正等倍で優遇されないと。ポケモンでも社会でも所詮結果が全て。どのようにポケモンを育てたか、8時間どのように仕事をしているかはつまる所関係ない。「勝てれば」「結果が出せれば」それが全てである。

だからだろうか。今自分の長所はと訊かれた時、自分でも今は「真面目」とは言えない…。(じゃあ君の長所はなんです?って質問はやめてね!鬱になっちゃうから!)

今まで会社をなんどか体調不良で休んだ事あるが、9割仮病を使っている…。辛いとき、心が病んだ時に「これ以上無理したら潰れる」と。あるいは「そこまでする必要はない」とブレーキをかけられるようになった。他にも色んな方面で「手を抜く」事を覚えたし、表面上だけの形骸化している規則には平気で無視するようになってしまった。多分、今が大学生だったら平気で罪悪感も無く講義をさぼってしまうのかもしれない。いや、大学の講義は別だな…。後述するが、一見ここまで大分人が悪くなったように見えるけど、最後の観点より自分の中でも明らか良くなったと言える部分がある。

 

③思考が「前向き」になった。

昔は自他ともに認めるネガティブ信者だった。最悪を想定する、と言えば聞こえはいいが、傍から見たら「小さい」ヤツだったと思う。「無知」や「恥」「不安」を隠す為に「あのぶどうは酸っぱいに決まっている」(イソップ童話:狐と葡萄)めいた事をのたまい、「社会を知った風な顔」をして世間のあらゆる事に皮肉っていた。大学時代の「リア充嫌い」思考もその側面があったようにも思える。大学の講義に意味は無い。真面目な趣味持ってるヤツは異常。クリスマスに浮かれてるヤツは馬鹿。みたいな…。

でも、大学四年生7月に教採不合格を確信して目が覚めて以来、スッと悟りが開けたような感覚に陥った。世の中は腐っているかもしれないけど「当たり前」がこんなにも大切だってこと。当たり前に感動し、当たり前の事を頑張る。大学で学ぶのは単位を取る為ではなく自身の知識、教養を深めて自身の将来の可能性を広げる為。あれだけ嫌いだった「リア充」系の人と出会って色んな話をして素直に関心し、少しずつ知見を広げられている。頑張る事に前向きになった。否定するんじゃなくて肯定的に捉えるようになった。俺めちゃくちゃ良いやつじゃね?

 さらに社会人になってから「アイカツ」に出会った事で益々自分の性格が矯正された。アイカツの影響力についてはまた別記事で書きたいんだけど、あの女児アニメ、オタクと侮るなかれ。まさしくアイカツこそ「当たり前に頑張ること」「当たり前に喜ぶこと」「当たり前に感動すること」を教えてくれた。

以来、いつも自分の目の前はどこかどんよりした曇り空みたいな世界だったけど、今は辛い事も沢山あるけど「世界って自由だ」と澄み切った大空が広がっているように前向きになれている。ありがとう大空お天気。

 

・まとめ

なんだか照れ臭くなったのと、文章がまとまらなくなったのと、文字数がありえん量になってしまったのでまとめ。

まあエゴグラムなんて所詮指標の一つであるわけで。結論を言うと自分は今日、今までの「心」の変化は良かったと思っている。なんていうか、一つ脱皮した気分である。

このまま前向きにぐんぐん進んでいって、潰れない程度に手を抜いて、思考が完全なる「ポジティブ」になれたら良いなと思う。今後は沢山の本や人との出会いを一層大事にしていきたい。大空あかりも言ってたな。

 

「出会いが私を変えてくれる」

 

物事に対して前向きになれた一方、「思いやり」や「協調性」は大分欠落してしまったので、こんな自分でも変わらず接してくれる友人方には本当に感謝の念が堪えない。これからもよろしくお願いします。

いやーしかし、書いてみて思ったけど頭の中でもやもやしている事はどんどん書き出すべきだと思った。大分スッキリした。アイデンティティと自己承認欲求に飢えているので、僕の事を良く知っている方々、僕にジョハリの窓の「自分は知らないが他人は知っている部分」を優しく教えてほしい。以上。

 

また、3年後くらいに同じテーマで書いてみたら面白そう。