輝きの彼方

twitterでは表しきれない、自身の素直な気持ちを書き殴っています。自分の足跡を、経験した事を形として残し、自分の人生が最高だったと思えるように。 人生経験の目標と振り返り。二次元コンテンツの考察と感想など。

芸能人はカードが命!15

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芸能人はカードが命!15 お疲れ様でした!!

小さな一歩だけど、大きな一歩でもありました。

最高に楽しかったし、何より温かかった。ありがとう……

この気持ちを忘れる事無く、ここに書き残します。

 

☆☆☆コンテンツ☆☆☆

・芸カ前日~前編~

・原稿に込めた気持ち

・芸カ当日~後編~

・打ち上げ

・振り返って、これから

 

 

・芸カ前日

前日は仕事だった。埼玉の実家にも帰らなければならなかった。それでも、8時間寝たい、と思っていた。いや贅沢は言わない。せめて6時間、と……。

しかし時計を見るとAM3:00。モンエナの飲みすぎという事もあり、発狂寸前だった。

原稿は既に入稿していたが、色紙ってヤツを書いてなかった。だから、日が変わって当日から色鉛筆を買ってきて塗り塗りしていた。

虹野ゆめの誕生日が終わってしまった……。武道館2日目も行けなかったし、アニメもリアタイ出来ない。虹野の大事な日に立ち会えないお前の人生いつもそうだ……とか錯乱しながら虹野を描いてて、線画が終わったからちょっと乾かすがてら今日の準備をしよう、と立ち上がった瞬間、コーヒーをぶちまけて虹野が汚れてしまった。

「あああああああッ!!」と発狂しながらも、描かない方が後悔すると思って、泣きながら予備の為に取っておいた2枚目の色紙を描き終えたのが朝の4:00だった。でも、やっぱり描いて良かった。

・芸カ当日

アホみたいなスケジュール管理のせいで睡眠不足になり、当然の如く入場はギリギリになってしまった。自分のスペースの周囲に神絵師さんばかりで恐縮、とっても恐縮です…!とか思ってたけど正直頭は働かず寧ろハイになって設営していた。

会場は蒲田産業プラザ。最初名前にピンとこなかったが、約三年と半年前、東方のオンリーでサークル参加していた友人の手伝いで会場に来ていた事を思い出した。

設営が一般入場開始ギリギリに終わり、折角シャワー浴びたのに汗だくになりながら椅子に腰かけた。

その時は、前述の通り変に気持ちが昂揚していて(多分モンエナと睡眠不足の所為)、緊張とかはあまりしていなかった。だからこそ、自分の作品が1部売れた時、初めはあまり実感が湧かなかったが、段々、ふつふつと言葉に出来ない感動が込み上げてきた。

 

・原稿に込めた気持ち

今回の芸カは自分なりに、覚悟にも似た思いがあった。(いきなり重い……)

大袈裟って思われるかもしれないけど。

半年前、芸カ13の時、絵を描いたり表現したりするのが好きで、マイブームはアイカツ!である自分が、こういったイベントに参加せず、「何してんだ、俺……?」と焦燥感と自己嫌悪に陥ったあの時から、ブログを開設して今回の芸カは絶対参加すると豪語していた。

いや、ほんと。当日まで辛い気持ちがあった。

同人活動は、芸カが初めてではなく、大学生活の中で何度かサークル参加をしていた。

でも。その時は、結果はお世辞にも成功と言えず、売れた部数はマジの「0部」とか「1部」とかを経験していた。(今思い出しても辛い…。勿論、あの時は画力もノウハウも何も無かったんだけど)

その癖、絵を描くモチベだけは高いと自分で思ってたし、絵や趣味に対する自分の考え方や、理想論のようなものを周囲に語っちゃったりしていた。だからか、ここ最近周囲の目線がなんか軽く見られてるというか、口先だけと思われているような、そんな雰囲気さえ感じちゃって(自分の勘違いかもしれない)、絵が好き!と堂々と言う事さえできないような、自分で自分を追い詰めている感覚があった。

友人にハッキリと「カナタWAVEは絵が下手だから」と言われた事もあってそれが胸に楔のように残り続けて、だからこそ。今回の芸カは絶対に、ラフを書き始めてから〆切まで残り20日しか無くても、使える有給が残り0日でも、仕事を定時で蹴っても、体調を破壊しても、例えコピー本になったとしても、絶対参加するって意地があった。ここでまた、仕事だなんだと言い訳して参加しなかったら、周囲からの信用も、自分自身の好きって気持ちも嘘になって、自分はお終いだなって感覚があった。

(正直、友人のそういった正直な言葉があったから、仕事終わりでも寝落ちせずに描き切れた事あるなって思ったし、ある程度は悔しさをバネに出来る自信があったので、今思えば寧ろ感謝です……)

 

だから、自分の作品「同じ学部の虹野さん」のお品書きが、自分の中では初めて沢山の人にいいねやRTされた時、ほんとにほんとに嬉しかったけど、でもそれは自分の「勘違い」なんじゃないかって凄く怖かった。以前は最低部数ですら大半が余ったから今回も惨めな思いをしたくないって、今回もそうして、当日まで値段を迷って、20Pで400円って値段を付けたけど、それすら調子に乗ってんじゃないかって恐れ多かった。

 

・芸カ当日~後編~

でも、今回の芸カは自分の同人活動の中で一番楽しい想い出となった。

約4時間のイベントが一瞬のように過ぎて行った。ひたすらスマホを弄ってる過去の自分は居なかった。

兎にも角にも、手に取って貰えたこと、「あらすじが面白かった」、と声をかけてくださったことが本当に嬉しかった。自分がコミュ障なばかりに、終了までには挨拶に行こうと思ってたフォロワーさんの方々がわざわざ足を運んで自分のスペースまで来てくれて、テンパって何も気の利いた事が話せなくて申し訳ないと思ったし、それ以上に心が温かくなった。唐突に「Perfume」を布教し始めた(?)方が居て困惑したけどそれすら嬉しかった。

結果、「いつかは…」と思っていた夢の一つ「完売」の二文字を書く事が出来た。たった30部だけど、なんていうか……、報われたような気がした。

誕生日と合わせて描いた虹野ゆめの色紙が、スペースに来てくださったフォロワーさんに渡った報告をついったで見て、そこでなんか色々込み上げてきちゃって、一人でトイレの中でちょっと泣いてしまった(笑)

・打ち上げ

きっかけは虹野ゆめ誕生日合同に参加していて、打ち上げのお誘いが来たからなんだけど、当時はどうにでもなれ!って気持ちで参加申請した。蓋を開けるまでもなくぼっちじゃん……と、イベント後の疲労と相まってちょっとブルーになってた。集合場所に着いた時、それらしい集団が見当たらなくて、自分の知らない所で情報が回り、もうほかの人たちは既に始まってるんじゃ……って思ったし、キモイ、とかいじめられたらどうしようって割と本気で考えてた。

始まってみると、わざわざこの日の為に用意した下さった"あの"虹野の特大ケーキが暗闇の中大勢に囲まれて(虹野が暗闇の中で囲まれている!)とか(虹野入刀!(ナイフ)入ってる!)とか普段の調子を取り戻した…と思う。

あ、たまに猫被ってるとか友人に言われるけど、どちらかというとビビりなだけです。実在性神絵師が神作家が実在している…ッ!?ってなってただけです……。

しかし、盛り上がってくると皆、アイカツのオタクなんだよな…ってちょっと感動したし、皆いい人だった……。いじめられたりキモイなんて言われる事なかった。

ゆめちゃん(のケーキ)、甘酸っぱくて美味しく頂いちゃいました♡

 

・振り返って、これから

今回の芸カで得たものは、「絵を描き始めてから今日まで、諦めないでよかった」という気持ち。ほんとにここまで読んでくれた人は「何を大袈裟な」とか「自分に酔ってる」とかもしかしたら思ってるかもしれないけど、本当にそう思ったんだ……。

売れるとか以前に、認められたかった。チヤホヤされたかった、仲間や友人が欲しかった。輪の中に入れてほしかった。堂々と好きって言いたかった……。そんなエゴな気持ちがあって、そんな下心がある自分は「悪くないし、誰にでもある感情」と頭では思いつつも、やはり自己嫌悪に陥って辛い気持ちがあったから。

さて、ここまで湿っぽい話をしてちょっと恥ずかしくなってしまったが、ここからの自分が、いよいよ大事である。

歳を重ねてく中でどうしても考えずにはいられない。正直、分からないんだ。何も。人生これでいいのか、とか。何が正しいのか、とか。分からないけど自己嫌悪や、鬱な気持ち、皮肉る気持ち、うずくまっていても愚痴っても、そこに自分の「楽しい」は無いって事だけはハッキリ分かるから、闇雲にあれこれ手を伸ばしてみた。『正解は私が決めるの』って、スタージェットの歌詞に縋った。

でも、やるべき事が見えた。やっぱり、絵の練習をすること。自分を磨くこと。

虹野ゆめ合同を企画してくれた人、打ち上げの幹事をしてくれた人、自分の絵をいいねしてくれた人、スペースに来て声をかけてくれた人、本を手にとってくれた人、温かい感想や励ましの言葉をくれた人、自分を応援してくれた友人、沢山の人に心の底から感謝の気持ちを伝えたいし、この気持ちを書き残したかった。

 

もう正直自分でも何書いてるか分からなくなってきたので今日はこの辺で。

 

次回も芸カ、頑張るぞ!!

 

 

カナタWAVE

 

 

2018年、頑張る理由なんて山ほどあるでしょ?

 

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唐突ですが、自分アイカツスターズの「スタージェット!」から1節、いいですか。

 

『来年の今頃 どんな景色見つめてる?』♪

 

去年も聴いた。そして今年、どんな景色を見てるんだ俺は。

割と冗談抜きでアイカツ!楽曲は人生の指針となる、当たり前の大切さを教えてくれる歌詞が多い。『大好きも大嫌いも全部本当の私なんだ』『あの日があって今が最高になる』『無謀と言われたあの日の夢も今では、この腕の中に、私の中にある!』etc...。つまり、過去はもう変えられないけど、今までロクなものを積み上げてこなかったかもしれないけれど…!上記3フレーズに従えば、「楽しかった事も、嫌だった事も、それは間違いなく自分の歩いてきた道で、そんな日々があったから今が最高と思えるようになる。そして過去に遠いと手を伸ばしていた夢は今、自分がこの手で掴んでいる!」ってワケ。震えるような高み、今で今を越えていきたいんだ俺は。

 

・前置き

…とまあ、口だけは達者みたいな事を述べたが、それは自分が一番理解している……筈だ。つまるところ今年の目標や、やりたい事を「形として残し」「年末に振り返りが出来る」ように、抱負めいた事をここに宣言したい。

Twitterで目標述べても流れちゃって、年末には結局無かった事になってしまうんだよな)

例の如く最近の文字数インフレを抑える為にサクサク行く。後、まあ、筆者は大真面目なんで今回はエンターテイメント性は少ないです。

 

コンテンツ

・目標(趣味)

・目標(仕事)

・目標(その他、ちょっとしたやりたい事など)

・総括

→この手の話、会社では散々「定量化しろ」って言われてて、それはその通りだとは思う。だけどとにかくまずは書いてみて、来年振り返って出来たこと出来なかった事を明らかにしてトライ&エラーしていきたい

 

・目標(趣味)

絵は勿論、なるべく幅広く取り組んでいきたい。

①同人イベントに2回以上サークル参加する

→そもそも、自分が絵を描いている理由は、他人の人生に影響を与えるような作品を作り、自分は確かに居た、と人生の爪跡を残すこと(凄まじいイキりっぷりですが、大まじめです)。その為にもまずは3/4日の芸カに参加して、自分が描ける精一杯を表現したい。次は夏コミでも冬コミでも芸カでも。自分は追い込まれなきゃやらないと自覚しているのでとにかく参加するしかない。

②イラストで100いいね!を達成する

SNSのいいねなんて正確な尺度ではないし、ひいきインスタ映えビジネスいいね二次創作補正マシマシの世界ってのは承知の上。ましてや、それで一喜一憂するのは馬鹿げている。だけど、本当に素晴らしい絵、会心の絵に近づけば近づく程評価されるのもまた事実。あくまで画力向上とモチベーションアップの手段として用いたい。

③400フォロワーを達成する。

→これもまた、フォロワ数が自分の画力を証明してくれるものではない。だけど、やっぱり神絵師であればあるほどファンが多いのも事実。いいね同様あくまで参考尺度して活用していきたい。あと、画力だけじゃなくて普段から魅力あふれるツイートを心掛けたい。愚痴ツイなんて見ても誰も幸せにならないしな。

④一人旅行をする

→自分ルール関東圏外一泊二日以上。友人から一人旅の魅力を沢山聞いて、めっちゃ行きたくなった。友人との旅行もそりゃめっちゃ楽しいけど時には自分だけの五感全体で自然なり建築物なりを感じたい。

⑤一年で本を24冊読む。

→昨年は一年で12冊。内訳が技術書6、ハウツー本1、自己啓発2、文学3。割とバランス良く見えるが、自己啓発に関しては精神論的なものばかりなので、もっと経済とか法律とか、実用的な知識面を今年は積み上げて行きたい。ポイントは義務感で読むのではなく、興味をもって読むこと。本屋行って気ままに背表紙とか眺めながら直感で選んだ本を読むのが楽しいんだなこれが。

⑥自分が主体的に計画を立てて登山をする

→ここ2年くらいでいくつか山登ったが、どれもこれも友人自称・霧矢あおいの彼氏だったり先輩だったりと、人に任せきりな事が多い。堂々と胸張って趣味と言えるようにする為にも、まずは主体的な登山をしたい。別に高尾山だって構わない。

 

・目標(仕事)

社会人になって2年。努力値の振り分けをミスった。いい加減こっちも本気出せ。

基本情報技術者試験を合格する

→いい加減取れカス。アルゴリズムがどうとか甘えんな。最早文系なんて言い訳は通用しない。

LPICレベル1を取得する。

→今の実力ならば(勉強すれば)いける筈。つべこべ言うな。食べる為と考えてやれ。

プログラミング言語を一つ、基礎レベルを着実に習得する。

Pythonが最近流行りらしいけど、FEと合わせてJavaでいいかな、と。いくら使わないからってIT系で一つも書けませんはそろそろ恥ずかしくなってきた。アルゴリズム的考え方が未だ苦手だからそれを克服する為にも。

 

・目標(その他、ちょっとしたやりたい事など)

これは目標というより、ちょっとしたやりたい事、やってみたい事をメモ程度に残しておく。下らない事だって構わない。やらない後悔よりやる後悔。勿論、今後増えていく分には全然構わない。

・宝くじを買う

→実は今まで一回も無かった。

・カラオケで95点を達成する

→JOYの分析採点でもガバガバじゃなければなんでも。一番可能性高いのはSo Beautiful Storyの93点。ビブラートを教えてくれ虹野…。

・二か月に一本は映画館で映画を見る

→君の名はもシンゴジラも。自分はテレビだと映画を見ない人だから話題作りの為にも見てよかった昨今。今年も色んなジャンルを見たい。

・バンカツ!したい

→ロックじゃなくてもなんでも。純粋に、吹奏楽部の時のような、体の奥から湧き上がるような感動をもう一度味わいたい。お金と時間と仲間が問題か。

・福袋を買う

 →これも未経験。今年もまた時期を逃した…。

・街コンにソロで突っ込む

→見せてやるよ…俺のイキ様…!

・リアル脱出ゲームにソロ参加する

→軽率にやりたいだけなんだけどやっぱり他全員が身内だったら怖いよな…。

・18禁SSを書く

→なんか、人に笑われるんじゃないかって敬遠してた。違うだろ…?

 FF6をクリアする

→いっつも世界崩壊直後に他のゲームに手出すのやめたい

 ・カメラ買う

 カメラが趣味の友人の話を聞いて。旅行が何重倍も楽しくなるらしい。

・自分専用の食事処データベースをつくる

→居酒屋でも喫茶店でもラーメン屋でも。一人で行くことが楽しくなる筈。

 

・総括

兎にも角にも、内容よりも、「書いただけで満足しない」事が重要なんですね。

来年の今頃、この記事を見返して達成感を覚えるか後悔するかは自分次第。

昨年、今年の目標は「飛躍」と決めた。

明日からまたいつも通り仕事だが、それでも何も無い一日と諦めるのか、何か一つでも発見や前に進む一日にするのか。

1月はもう2週間も経っている…。

 

自分探しならぬ自分磨き。

人間的に大きく成長しよう。

 

人生ゲーム2018年編、面白いじゃない!!

 

カナタWAVE

 

 

 

 

人生ゲーム「2017年編」

今年も超大型リアル人生ゲーム、2017編を振り返る時がやってきました。

 

・きっかけ

24年も生きてきて、いよいよ圧倒的「焦燥感」が僕の身を焦がしている。同年代位の皆さんも感じた事は無いだろうか?

 

「あれ、この人生、前も見たことある……?」

 

……お気付きだろうか。我々、いや少なくとも俺は、この人生ゲーム、好き好んで周回プレイしているのである!いや、一年を1ゲームと考えるならそれは毎年が周回じゃんって声も聞こえてきそうだが、そういう事ではない。前置きはいい、はっきり本音を言ってやる。

 

「パッとしない地味なこの人生、何度周回プレイする気だってのお前!!」

 

というわけである。この記事を読んでくれた人は「別に普通で良くね?」とか「普通だけど楽しいよ俺は」っていう人もいるだろう。全然悪くない。文句も僻みもない。だが僕はガキだからどうにも「普通の人生」は満足できない。楽しくて、刺激的で、前向きで、夢溢れて、充実して。たった1度の自分の人生、そう感じられないのなら嘘でしょって思う。勿論テレビに出ているような一握りの人しか経験出来ない人生をしたいって程高望みをしているわけではない。ただ、自宅と会社を往復して機械的にソシャゲをポチポチしてるだけの人生は違うだろって感じ。(ソシャゲは悪くありません。)

 

そんなわけで。前置きのくせに長くなってしまったけど。頭の悪い僕は「じゃあどうすればいいか」って考えた時に、こうして「今年の一年間を無かった事にせずきちんと振り返り」、「来年を怠惰に過ごさぬよう、目標を定めて前に向かって歩く」事位しかできない。それをここでやろうってわけ。こうやって何かに残すって事してこなかったから、それだけでもブログ始めて良かったって心から思う。

 

・月間毎の振り返り

→一月単位で何かハイライトあったっけ?て経験を振り返る。思い出せないのならそれだけ怠惰に人生を過ごしてきたってワケ…。

・来年の目標

→人生規模のデカい目標を達成する為に、今年の目標、小さなことでもやってみたい事、自分ルール等を書き連ねる。

→振り返りだけでかなり長くなってしまったので次回へ見送ります。

 

・月間毎の振り返り

サクサク行こう。

1月

・引っ越し

これはかなり人生の中でデカいイベントだった。生まれは埼玉、育ちも埼玉で20年過ごしてきた田舎者の自分が東京で一人暮らしである。それだけでこの一年間色々勉強になったし、少しは親に甘える事は減ったんじゃないかなって思う。絵描く癖に満足にちゃんとした机もないとか不自由さはあるけれど、都心への圧倒的フットワークの軽さを手に入れる事が出来て、終電だの移動時間に縛られていた昔と違って物事を経験する機会が増えたなって。あっという間に1年経ちそうだけど、自炊スキルは全然だし家がまだ自分の血肉になってない感はある。2018年は「住めば都」って言えるくらいQOLを上げたい。

 

2月

・リアル脱出ゲーム

東京で初めて経験した。常に刺激に飢えている自分にとって脳汁が出るほどめちゃくちゃ楽しかったし、こういったゲーム感覚で頭を使うのは非常に心地よい。「アジトオブスクラップ」が主催する謎検定、余裕があれば2018年で取りたい。

・虹野、バレンタインでゆうきすばるにチョコ渡す

お前のせいでたまに眠れないよ虹野…。

 

3月

アイカツミュージックフェスタ2016

この時からブログやっとけばよかった…。あの時の感動を残しておきたかった。るかさんソロの「スタートライン!」と、ゆめロラ「POPCORN DREAMING」万感の「So Beautiful Story」にとにかく興奮&感動してアイカツミュージックはもう手放せなくなっちまったな…。

奥多摩ドライブ

大学時代の部活の先輩が奥多摩へドライブするというので、ご一緒させてもらった。正直、その時食べたそばが美味しかった事と夜の飲み会しか覚えてない…。そもそも3月だっけって感じ。だから人間何事も振り返って積み重ねろとあれほど…。

 

4月

……正直、ピックアップする事が無い…。ただ、仕事の風向きがこの頃から悪くなり始め、絵もそんなに描いてなかった気がする…。何してたんだ、俺…。

 

 5月

・旅行@水上温泉

旅行第二弾。気の置けないオタク達とGWに水上温泉へ。人生初か~って思ってたけど実際行ってみたら小さい頃に行ってた記憶が蘇ってそれはそれで面白かった。他にも「土合駅」でオタクと競争してグロッキーになったり大丈夫かこの旅館と思ったら料理が予想していたよりも、よりどりみどりで美味しかったり。全体的に景色が綺麗とかは写真で記憶にあるんだけどその時オタクと何話してたかは覚えてないから何度も言うけど書き残そうな、俺…。後、旅行は好きだから行ったところの知識や経験はこれからも積み上げていきたい。

 

6月

…正直、この月もとりわけ何か積み上げた記憶が無い…。仕事が上手くいかなさ過ぎて、肩こりが激しかった記憶くらい…。

 

7月

・芸能人はカードが命@13

ヒサ大先生が初同人イベサークル参加で最高のデビューを飾った。ヒサ先生の絵、繊細ですげえ上手いしカワ(・∀・)イイ!!、描くスピード早えと思うと同時に、そういった周りのキラキラした姿に比べ、絵描く癖にアイカツ好きな癖にただの一般参加だった自分は「何してんだ、俺…」って焦燥感が本当に辛かった。

だけど、これが自分の中で「人生頑張ろう」って思える一つの契機にはなっている。

待ってろよ、芸カ15…!(申し込み忘れないようにしないと…)

ただ、爪痕は残した。最高の友人ティーアと最高のゆめロラステージ絵。これは一生の宝物だよ。ありがとうティーア。

 

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・河口湖

旅行第3弾。去年富士山登ったメンバや新規メンバと、またもやその周辺でBBQをした。マウント富士を見ながらビール片手にBBQは凄い楽しかったし、酔った勢いで「恋ダンス」をめっちゃ練習した記憶がある…。一つ反省と言えば、旅行に関して人に任せきりみたいな所があるので、肝心の足やノウハウみたいな身になる知識があまり身についてないんだよな…。今後はその辺を向上させていきたい。後、スケジュール管理がガバガバで夏コミ原稿提出二日前とかんだよなこれ…。人としてまじ恥ずかしくなったし来年はちゃんと買ったぞ手帳。ちゃんとやるぞ。

・ブログ開設

人生を、経験した事無いものを忘れる事なく残し、積み上げていきたいという信念の元、思い切って始めてみたが、やってよかった。これ以降、経験した事を書き残したおかげで記憶の保持感がダンチだし、忘れてしまっても記事を見返せば思い出す事も多い。「よく覚えてないけどなんとなく楽しかった」で終わらせねえよ今後もね。

(…ところで、誠に勝手ながらイキりたいのですが、自分、文章力というか、書く才能あるってブログで改めて思ったんですケドどうすか…よかったら感想コメントなりしてください…死ぬほど嬉しいんでマジで…)

 

8月

・人生最悪の誕生日

なんだかここまで遊んでばっかみたいだけど、裏では仕事のせいでプチ鬱になってしまい、物事に「気力が沸かない」状態になってしまった。絵も描かず、ゴミ溜めの部屋で一人寂しく誕生日を迎えたような気がする…。あの感覚はもう嫌だ。

FGO一部クリア。グラブル、引退。

去年からやってたFGOの一部をようやくクリアした。ソシャゲとは思えぬ重厚なストーリーにやって良かったと心から思えた。2部も始まり、これからも自分のペースでマシュ達の激闘を見送りたい。ストーリーはやってきたソシャゲの中ではぶっちぎりの一位。ユーザ対ユーザみたいな無駄に競争心煽るイベントが無いのもグッド。

一方、3年以上続けたグラブルは8月の水古戦場を機に引退した。引退自体は4月頃から決めてて、負の感情で辞めたというよりは晴れやかな気持ちで終えられてとても満足。ついったで、以前プロバハHL主催した人から「あの時はありがとうございました」ってお礼もらった時はマジで涙出るほど嬉しかった。身内っていう小さい井戸の中だけど土パマンを名乗れて満足かな。純粋にRPGの雰囲気が好きで始めたから、「ひたすら武器のドロップを狙う」「同じ素材を大量に要求するエンドコンテンツを増やす」ってのだけはやめてほしいって感じ。これ以降、他のソシャゲは今日までDLすらしていない。まあ、なんていうか、ソシャゲはめちゃ楽しかったけどまたゲームの価値観が変わってきたから俺はPS4買うぞお前。

 

9月 

・テント泊@雲取り山

一月遅れの夏季休暇。旅行第四弾。山を登るだけでなく、テントで一泊するっていう貴重な経験を、頼れる友人、自称・霧矢あおいの彼氏のおかげでする事が出来た。富士山程ではないが標高2017っていうそこそこ達成感を覚える心地よい疲労感と、友人との大自然の中での語らい、静寂無比なる夜の世界。青春って感じだった。ブログもこれについて書いた記事がなぜか一番好評だったな…。

 

10月

・小旅行、お台場ガンダム&未来科学館&浅草リアル脱出ゲーム

旅行第五弾。旅行っていうか単なる遊びじゃんって感じだが、体験的には新鮮なものが多く、一日の密度が高かったので小旅行って気分。信頼できる友人オタクと2人で行って、プラン的にはなんかデートでつかえそう……ってな感じでちょっともやもやしたけど最高に楽しかった。この時の飲みは、下手の横好きだったリアル脱出ゲームが久しぶりにクリアし、雷門で引いたおみくじが大吉だった事もあり、また大人数の飲みが苦手なのでサシ飲みという事もあり、とにかく「心からやって良かった飲み」になった。

 

11月

・女装サロンで女の子になって秋葉原の町へ

 これは人生レベルでまたとない機会となる経験だろう…。1万2千払ってガチ目な女装をするに飽き足らず、秋葉原とはいえ公衆の面前でその姿で繰り出すという…。やっぱ女の子って良いなっていう気持ちとやっぱ女の子って大変だなって両極端な想いと、ついったで自分のリアルを知らない人にめっちゃ驚かれたのは正直めっちゃ気持ち良かった……。(笑)

これは友人の誘いが無ければ行かなかった。つまり、人生の数ある選択肢の中で、選ぶ事の無かったルートを経験したって考えるとほんと貴重だった。行きたいって気持ちばかり持ち続けて50代頃にいよいよ後悔するなんて事にならなくてほんと良かった。

・人生初街コン

これも今までのカナタWAVEって人間ならかなり選ぶ確率が低かったルートだと思う。本音としては、「ただ彼女欲しいって言うだけで何もしてないと思われるのは嫌だ」ってのと、「全く想像のつかない世界を経験出来る好奇心」っていう気持ちがあった。

これに関しては「過去最高のブログが書けるんじゃないか」って意気込みがあったけど、思いのほか上手くいってしまった?(今年度最高のイキリ)為に書く気力が萎えてしまった。後、実際は街コン当日は上手く行ってたが、僕の「短時間話しただけでは好きな気持ちが湧かない」「結婚には後ろ向きである」「めんどくささの為に自分からラインを既読無視してしまった」ってのがあり、現在は絶賛彼女募集中ってワケなんで落ち着けよオタク共……って感じ。学んだ事は「街コンは彼氏彼女を作れる場所ではなく、きっかけに過ぎない」ってことと、「自分は、所謂恋愛や彼女がいる生活ってのをしてみたいけど結婚はしたくない」っていう自己中心的な気持ちがあるんだってことですね。

まあ、なんていうかこの手の話題は無限に書けそうなんで機会があれば別の時に。

 

12月

ポケモンウルトラサンムーンを買う。

実はYまでやってたから久しぶりでは無いんだけど、どちらも中途半端に厳選とかに拘っていたせいで肝心のストーリーについて記憶が殆ど無く、非常に勿体ない楽しみ方をした。だから今回は小学校の時やった「ルビー」時代の感動をもう一度味わうべく、最新作を買った。自称霧矢あおいの彼氏が同時期に始めた事もあり、ストーリーを楽しみながら互いの旅パでバトルするっていう、ライバル感満載の経験が出来て本当に楽しかった。しかもどちらかが一方的に勝つ負けるではなく、勝ったり負けたりを繰り返している。自称霧矢あおいの彼氏は今3次元の女の子に夢中だが、もう少し、せめてモンハン出るまではこんなバトルを続けたいな…。ウルトラムーンは遊びつくしたら別記事で書きます。

・虹野の同級生として限界感を増す。

どうしてこうなったんだよ虹野…。ただ、アイカツファンとしても、埋もれるよりかは突出したいってしたたかな気持ちもある為、絵や文で自分にしか表現出来ない虹野をこれからも描いていきたい。

 

……以上。

 

・総括

……なんていうか、想い出話になってしまったな…。ブログはいつも出たとこ勝負だから来年はアプローチ方法を工夫しよう。

2017年は、個人的に思い切った決断や行動を多くしたので、熟語で表すなら「挑戦」の年だったかなあ、と。ただ、依然自分は世界に対する知見が低いので、もっともっと好奇心全開にして色んな事を経験し、人間性を成長していきたい。

 

仕事に関してはここではあまり振り返らなかったけど、いよいよ3年目を迎えて流石にナメすぎたって後ろめたい感じがある。ITは常に勉強し続けなければ食べていけなくなることを本気で自覚し、IT関連の勉強も前向きにやっていこうと思う。

 

後、振り返って分かったけど、絵に関するハイライトが無さ過ぎる。それもその通りで、今年1年で描いたカラー絵はたったの5枚。絵を描くことが一番好きなのにそれは嘘でしょって感じ。今年は身内垢を捨てて完全に絵垢に移行できたこと、アイカツ好きと沢山繋がれた事をきっかけに、もっともっと自分の好きな気持ちを表現していきたい。

 

5000字を越えてしまい、そろそろ疲れてきたのでこの辺で。

来年の目標は、熟語で表すなら「飛躍」と決めている。意識高い系wと思う人も多いかもだけどどうぞご自由に。からかったり、ひやかしたり、皮肉ったり。そんな人たちは俺の人生を何一つプラスにしてくれないから構っている暇などない。とまあ気持ちだけでも強気に……。

 

早速来年の目標、抱負についても書きたかったけど、明日の大晦日と明後日元旦、お仕事なんですよ……。

しかも、ただの勤務じゃなくて、大事な、大事な作業だから絶対失敗出来ないし、激しく怒鳴られたり、朝まで徹夜で仕事だったりが発生するのも明日明後日だろう。

 

でも、負けないよ、俺は……。人生は、仕事だけじゃない。周りを見渡せば、世界はこんなに広いんだって、自由だって。閉じた世界でもうダメだと落ち込む必要は無いんだって。クサいけど、こういう気持ちはアイカツから学んだから。

 

残り2日、頑張れよ2017年度の自分。

ラスボス倒して、2018年編を始めようぜ。

 

カナタWAVE

 

女の子という「憧れ」

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11月26日(日)20:30から21:30までの1時間、僕は、いや私は確かに「女の子」だったんだ。例えそれが、「魔法」(物理)に頼ったものだとしても――。

 

・きっかけ

……も何も、男オタクの大半は女の子になりたいと思っているのではないだろうか。

3次元レベルで話すと、「華やか」「綺麗な身体」「JC~JDというステータス」「百合」「可愛い服を着れる」「男装してもカッコいい」「女性ボーカル曲を歌いたい」「人生お得」etc...。2次元レベルで考えると「綺麗な世界」「可愛くなりたい」「ドレスを着たい」「コスプレをしたい」「キラキラしたい」「ゆめちゃんになりたい」などなど、もう考えれば考える程枚挙に暇が無いってヤツだ。

…その夢を。いや違う。

「憧れ」を。

遺伝子レベルは無理だとしても叶えてくれる場所があるなら、俺は。例え世界が批判しようと輝きたい衝動に素直になるだけだ……(なんか俺かっこいい)

 

というわけで、今回も頼れる友人オタク「自称霧矢あおいの彼氏」に俺は導かれて「憧れ」を一つ、叶えてきました。(いつだって新しい世界はこの「自称霧矢あおいの彼氏」が教えてくれる。ほんとカッコいいよ、マジで)

 

・女装サロン

初めて聞いたその名前。秋葉原すげーな何でもあるな、と思ったらこの手のお店は色んな所にあるらしい。例えば新宿とか。とりあえず、今回行ったのは秋葉原のこの店(下記URL)

cosplay.tours

↑今回注文したのは「メイク」「リフトアップ」「ウィッグ」「衣装」で確か13500円位だったような気がする。これで一応手ぶらで女の子になれてしまう。そしてなんと、女の子になったまま外をおでかけする事も可能……いやはや、恐ろしい。いや、してきだんですけど。

お金はかかるけど、高クオリティで女の子になれてしまうそれは「実質アイカツシステム」みたいなもので、以降僕はそう呼んでいる。

 

・行く直前

行った日の前日、理由(ワケ)あって大分ネガティブモードになっていた俺は正直ここに来て乗り気じゃなくなってた。「12000↑も払う価値ある?」とか「そこまで(女装)したいか?」とか「(今日買った)ポケモンウルトラムーン」やりたい」とかぶつくさ文句言いまくりだったと思う。正直反省している。結局「必殺掌リバース」を発動して最後は舞い上がっていた

ところで、女装前の筆者ってどんな感じ何ですか?という人の為に俺の生写真を……貼る事はリスクが高すぎるので、ここは絵描きの端くれとして似顔絵でどうかご容赦頂きたい。社会人のコスプレをしている僕はこんな感じ!

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(え、そんなカッコよくないだろ盛るなって……?黙ってろよ……。人生負け組の分際でよ……)

まあ、特徴の無いメガネオタクってのは認める……。でも無難な顔に産んでくれてありがとう、母上。

 

・女装中(衣装)

覚悟を決めて入店し、まず始めは衣装選択だった。漠然と「女の子」になりたいとしか考えてなかった我らオタク四天衆はまずここから躓く羽目になった。(実際、他の3人がどうだったのかは知らんが)

僕も大変悩んだ。女の子の服ってこんなにあるんだ……って濁った眼で口元はにやにやしながら、でも心の中は瞳をキラキラさせて胸躍らせる女の子の様にわくわくが止まんなかった。私服からゴスロリ、コスプレまでなんでもある。だが、今回は90分の「おでかけ」がオプションで付いている。つまり、女装した姿で90分間、衆人環視に晒されてしまう!衣装選びをミスったら。事は苛烈を極め、僕は汗だらだらだった。

(なんと、四つ星学園制服もありました!次来る日があったらゆめちゃんになるのもいいかも知れない…。S4制服だったら即決だったんだけど )

 

結局、僕が選んだのは赤いシンプルなセーターの薄い版(無知過ぎて名前が分からない)と白地に黒でリボン模様が描かれたミニスカートだった。ゴスロリもめっちゃ迷ったが、やはり着たからにはそれで外に出なきゃならない事と、自分に似合うかの確証が得られなかったので、日和って私服にしてしまった(結果的には後悔してないけど)

また、ブラも渡されて、それがなんか無駄に大きくて、Dカップ位に一気に育ってしまった。(ごめん、キモイって言わないで…… )

尚、ミニスカートだから当然生足を晒す羽目になるのだが、足に自信のある(?)僕はドヤ顔で「剃ってます!」とイキってしまった。しかし、この後メイク担当さんに

「ミニスカだから、おパンティ穿かないとね」

ナチュラルに言われた時は顔面蒼白になった。

(結局1000円で購入。あの子のスカートの中にポケモン()がいる、男としての尊厳がマントルを突っ切る位僕の中から大切なものが失われてしまった。 因みに僕の好きな色は水色です

 

・女装中(メイク)

メイクは担当の人に0からやってもらう感じ。美容院のように時に会話を交えながら正直何が起きてるか分からない内に終わっていた。メガネを外していた為、自分の顔の変化すら良く見えなかったってのもある。メイクは女の子になる為なら避けては通れない道で、僕は全くの素人だった。この時点で、「やっぱりただ「女の子」になりたい、は何も分かってないんだよな…」って一人悟りを開いていた。

最後にウィッグを選ぶ段階になった。こればかりは何となくイメージが固まっていた。トップ画のマイキャラちゃんのように、長さは肩まで届かず、顎の辺りで内側に下ろす感じ。髪色は大学時代の女学生を見てて「茶色だけど黒に近いこげ茶」が清楚感とおしゃれ感が合わさってベスト!という想いがあったので、ウィッグは理想通りになった。これで、女装は完了である。改めて、女の子になった自分を眺める。

 

お、おお、おおぅ……(絶句)

 

女の子になりたい童貞オタク共、見るがいい。素体が平凡だって、コスプレイヤーじゃなくたって、魔法のチカラ()で私は変われる…ッ!

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 なんの前触れもなくついったに投下した時、身内はゲラゲラ笑うって感じでまあ予想通りって感じだったけど、僕のリアルを知らない人はめっちゃ驚いてくれて、「カナタWAVEって女の子だったの!?」とか「美人!?」ってリプしてくれた人が何人かいて、正直めっちゃ気持ち良かった()

(ごめんなさい… )

・撮影

自撮りしてる時はとにかくびふぉーあふたーの変化っぷりにテンション上がってたんだけど、「どのような女の子になりたいのか」のイメージが全体的に固まっていなかったので、半面「これが、私の理想…?」という気持ちも正直あった。ちょっと真面目に書きます。

女の子になりたいって思った時、まず2つのパターンがある事に気付いた。

①「アニメのヒロインのようになりたい」

②「自分の素体を活かした女の子になりたい」

前者がコスプレよりで、後者が現実よりである。果たして僕はどちらになりたかったのか。一つ言えることは今日はコスプレは考えていなかったという事。って事は②なんだけど、どうして自分は120%満足していないのか。原因は自分の中のイメージが見事に矛盾していたからだ

・自分の性格は活発か大人しめか。どちらかというと大人しめ

・清楚や真面目な性格の子が好き

・大学のキャンパスを歩いているような女の子になりたい

・自意識過剰で自分の事を可愛いと思っているヒロインが好き

…………。

……つまり、自分の中で清楚系とウェイ系が混在しているのだ……!どんな性癖だよこれ……。だがこの時点で、自分の姿を振り返って80%ああ、成程、と納得した。そして、撮影時にそれは100%に変わり、自分の姿に全力で納得できるようになった。

 女装後はその姿を撮影してもらい、CDに焼いてくれる。その際、担当さんが女の子()を名前で呼んだり、ポーズを指示したり、女の子の設定を聴いてくる。全くそんな展開を予想してなくて、考える間も無く私はこう答えていた。

「名前は?」

「レイルです(照れ)」

「レイルちゃん、彼氏はいるの?」

「います」

「へ~。どんな彼氏?」

「イケメン高学歴高収入です❤」

「へ~すご~い。いい男だね(笑)。そのネックレスは彼氏くんに買ってもらったんだ?」

「彼氏君も必死なんで、なけなしのバイト代をはたいてます」

「おい高収入設定どこいった(オタクのヤジ)」

(以下略 )

 

……どう見てもこれがリアルだったらそんな最低な恋愛しないし、これは自分の理想ってよりも、作品で好きな設定って事に気付いた。自分、こういう現代だからこそありがちな頽廃した倫理観設定が好きなのである。(彼氏持ち虹野にそうとは知らず挨拶されただけで好きって勘違いしちゃう哀れな元同級生設定とかな…)

つまり、服装は「キャンパスを歩くJDのイメージ」髪型は「清楚+キュートなイメージ」その実態は「イケメン高学歴高収入の彼氏持ちだけど自分が一番可愛いと思っているから彼氏に飽きるとすぐ別の彼氏を見つける自意識過剰系女の子」が今回の僕が辿り着いた女の子だった。

 

・お出かけ

結局、オタク四人衆全員のメイクが終わる頃にはお出かけする時間は1時間しか残ってなくて、とりあえずプリクラを取ろうという運びになった。いよいよミニスカを穿いたまま夜の秋葉原に女装オタク4人(内二人はゴテゴテのフリル)が君臨したのだ。

内心、やっべーー!!っべーーぞ!!て焦る一方、衆目に晒されるという事は、「この60分は、確かに自分たちは女の子だった」という事である。なんか、不思議な感動があった。しかし、流石の秋葉原。深夜という事もあって顔が見えづらいし、すれ違う人も露骨な反応した人は見た限りだと居なかったような気がする。「キャンパスを歩いているJD」のイメージが功を奏したならばかなり嬉しい(実際はなんもわからん)

結局、ノリノリでプリクラを取ったが、最近のプリクラの性能が半端ないこと、最早そこに映っていた自分は清楚なんて欠片も要素が無く、「あ、いそう」って感じのJDがそこにいた。

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(画質が悪くて申し訳ない……ま、そんな堂々と見せるもんでは無いし)

 

 ・まとめ

結論:めちゃくちゃ楽しかった!

行く前は不安から内心ビビってしまってたんだけど、また行ったときは次は…なんてふと考える位にはハマっていた。だが、やはりより女の子を目指すならメイクは絶対学ぶ必要があるし、女性の大変さは男性が思うよりも想像を絶するものだと思う。しかも、男女等しく「顔が良ければ」の条件に永遠に苦しめられる事になる。今回の経験で、自分は女の子になる為に頑張る!というよりも、女の子という「憧れ」を表現したいんだなって再認識した。

ここまで読んで、不快に思った人も、「馬鹿な事してんなこいつ」って思った人もいるかもしれない。前者はまあ自己防衛して下さいとしか言えないが、後者については、自分と同類だった場合には思う事がある。

たった60分女装する為に13000も費して、得たものは満足感と新たな価値観。実際に女の子になれた訳では無いし、貴重は休日に何しとんねんって感じだ。だけど、「女の子になりたい」と思い続けてるだけで恥ずかしいから挑戦しないのは勿体ない。20代のまだ若い時に経験しておくか、散々無駄に悩んで気付けば50を過ぎてからさらに後悔するのか。邪魔な理性やプライドなんて捨ててしまえばいい。そうすれば、もっと自分は色んな世界を経験できるし、人間として輝けると感じた。

 

 

…とまあ言いたい事は言いつくした。

これにて今日はおしまいです、ほんと貴重な経験でした。

他のオタク共もそれぞれの個性と強みを活かして可愛くキメていたので、そちらについても触れたかったけど、文字数があり得ん事になってしまったので今日はここまで。ちょっと最近文字数多すぎるから減らしたい。

 

 

 

 

…やっぱ虹野ゆめは可愛いなあ

 

 

カナタWAVE

 

 

 

学生から社会人になった今までの「心」の変化

・きっかけ

中学二年でオタクに目覚め、高校は真面目に過ごしてきたものの、大学の4年生春まで本気で「働きたくねえ」と言ってた社会不適合者であり能無し文系の自分が、今まで培ってきたものとは真反対の「IT」という理系だらけのフィールドでなんとか…なんとか今日までやってきた。

 

気づけば1年半の月日が経過していた。

 

この期間で、自分でもはっきりと自覚出来る程、物事の考え方とか気の持ちようとか在り方とか…つまり精神的な部分が変化してきた。友人にもよく言われた。

だから今までの自分がどんな自分で、今どう変わってきたかを整理し、文字で表す事で分析し、今後に向けて書き残したかった。この手のテーマは年末年始が相応しいと思ったけど、年末仕事だし絶対忙しいから今書いておく。

 

コンテンツ

・自己紹介
・年表
エゴグラム
・社会人になってからの「心」の変化
・まとめ

 

・自己紹介

自己を振り返る為にも、もし初めて読んでくれる人がいた時の為に、箇条書きでサラっと自己紹介します。(初回の記事でも書いてるけど)

(この前アイカツスターズのゆめちゃんについて9000字を越える記事書いてめちゃくちゃ疲れて、今日は2000字位で終わらせたいのでサラっといきます。)→無理だった。

 

名前:カナタWAVE(レイル) (いずれも大学漫研時代のPN)

性別:男

年齢:24

血液:A

星座:獅子

職業:SE

大学:教育学部

趣味:お絵かき・ゲーム・カラオケ・登山etc

 

・年表

●小学生時代

・自分の個性など全く考えておらず地味キャラそのもの。ゲームばっかしていた。

何故か短距離走だけは得意で運動会は嫌いじゃなかった。

・国語が得意で算数がまるでダメだった。

 

●中学生時代

・自分の個性など全く考えておらず地味キャラそのもの。ゲームばっかしていた。

・国語が得意で数学がまるでダメだった。

・朝読書がめちゃ好きで「セブンスタワー」「ダレンシャン」にハマっていた。

・中学2年生時、突然書店の「とある魔術の禁書目録」を手に取り、それがラノベとも知らないままオタク世界の扉をノックした。

・禁書読んでる癖に「とらドラ!」読んでたオタクを「女子かよw」って馬鹿にしていた。いざ読んでみたらめちゃんこ面白くて心の中で土下座した。

 

●高校生時代

・男子校入学。以前は「恥」概念が邪魔をして入れなかった吹奏楽部に入部。何度も辞めようと思ったけどやり続け、最後の定演では思わず泣く程ある意味青春のそれってヤツを経験していた。

・友人に本格的にオタクを布教される。「ストパン」「東方」を知りオタクとして一番生き生きしていた。男子校だったし、アニメやラノベが面白過ぎて本気で彼女欲しいとか思わなかった。布教してくれた友人は現在大学で乗馬、スキー部でオタクから足を洗い彼女が出来ていた。

・国語が得意で数学がまるでダメだった。日本史もダメだった。世界史は面白かった。

ラノベの挿絵に感動し「絵を描きたい」と思ったが「今からじゃ遅いよな」と意味不明の言い訳をしていた。

・自分が将来どんな風になりたいかを全く考えておらず、試験科目の消去法で大学及び学部を決めていた。ここが人生のターニングポイントの一つだったと思うと悔やまれる。

 

●大学生時代

・自分はオタク文化が好きと自覚していたので意気揚々と漫研に入部した。

・高校時代あまりにも女子と接する機会が無かった為に学部の女子がすごく怖く思えた。

・高校までと違い、自由度が増えたのと、周囲に影響されダメ人間になっていった。

・真面目系クズ。優柔不断。オタク。ネガティブ思考。

アイデンティティをようやく気にし始める。何をこじらせたか、「リア充嫌い」キャラを確立していった。今思えば本気で意味不明だった。

・絵は沢山描いていた。楽しかったが同時にソシャゲにものめり込み、貴重な2年、3年生時代を無駄にした。アニメ系以外の文化に興味を示さなかった。

・自分が将来どんな風になりたいかを全く考えておらず、「自分は教師に絶対適してない」と最初から知っていたのに就活もせずダラダラ教員採用試験の勉強をしていた。

・親だけでなく祖母にも「働きたいって意欲が感じられない」「人が(悪いほうに)変わった」と見透かされる。

・教員採用試験当日に不合格を確信し、今までの愚かさから目が覚めた。(4年生7月)

アイカツはまだ知らなかったが「当たり前の大切さ」を知り、皮肉でネガティブ思考だったが、素直に物事に感動する、プラス思考へと少しずつ変わっていった。

・公務員試験、教育実習、図書館実習、就活など今思えば一番本気で色々やってた。

Twitterを休止し、4年生12月にやっと今の職場の内定を得る。

・就活終わってからこそ、今までよりも絵に本気になった。

 

…以上。

…………。

 

笑いたければ笑え!!

 

俺は泣きそうだよ!!

書いてみて思ったけど大学生時代一番後悔している。将来の事を考えなさ過ぎた。そのツケが今回ってきている事を知らずに。もし、過去に戻って自分にアドバイスを出来るなら、間違いなく大学生時代の自分にアドバイスをしたい。いやぶん殴りたい。

ともあれ、自分はこんな人間でした。無駄に長くなったが、過去を振り返るのが目的ではないので、次は客観的指標で自己分析してみる。

 

エゴグラム

ってヤツを社会人1年目の時やらされた。知っている人も多いのではないだろうか。

心理テスト見たいに選択式で自分の性格や考え方に合っているものを選び、その結果で人となりを図るものである。以下、5つの診断結果についてwikiの文を引用する。

参考URL:

エゴグラム - Wikipedia

CP(支配性)厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である[1]。この部分が低いと、怠惰な性格になる。

NP(寛容性)優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である[1]。この部分が低いと、冷淡な性格になる。

A(論理性)論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である[1]。この部分が低いと、非合理的な性格になる。

FC(奔放性)自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である[1]。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。

AC(順応性)協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである[1]。この部分が低いと、マイペースな性格になる。

 

社会人1年目、自分は「AC」だった。

最近著作権やら無断転載やらが厳しくてどこからどこまで載せていいのか分からんから正直ググってほしいんだが(違反してたら優しく教えてほしい)、つまりACはAdult Childrenの略で、順応した子ども。いい子を演じようとする。協調性がある、妥協点を見つけるってのが主な傾向だったと思う。

学生時代、出席だけはして講師の前ではいい子ちゃんぶってた自分は正にそうである。

協調性があるとも思っていた(自分で言っちゃう)

 

それを今一度やり直してみた。(ググればいくらでもあるよ)

 

結果、傾向が変わっていた。改めて診断を試したところ「FC」が一番高い結果となった。自分でも驚いた。会社の上司に「職場や勤務先によって変わる事がある」って聞いてたけどほんとに変わってた。では、具体的にどう変わったのか、今回のメインテーマを思いつくまま以下に書いてみる。ジョハリの窓で言う「自分は知っているけど他者は知らない」ってヤツである。(いや知ってるかも…)

 

・社会人になってからの「心」の変化
①「我」が強くなった。

自己中心的になったとも言う。確かにエゴグラムの「FC」にも同じような事が書いてある。

以前は自分の気持ちよりも他者の気持ちを優先していた。…ような気がする。多数決ではマジョリティに従い、遊びの予定も相手のやりたい事に従っていた。…ような気がする。さらには「人に嫌われたくない」等、他人の顔色を窺っていた……よ。

でも最近は180度変わった訳ではないが、変わった気がする。まず自分が楽しいか、嬉しいかを考えてしまう。遊びの予定も自分のやりたい事をやれない一日にストレスを覚えるようになってしまった。人の顔色伺うのにも疲れてしまって、「俺の事が嫌いならそれでいいよ。俺も無駄な時間を使わなくて良かったわ。ありがとね」位のイキリ具合になってしまった。なんでやろな。

原因としては社会人になって「いい子ちゃん面」が通用しなくなった事が考えられる。自分程度の浅ましい猫かぶりなんて一瞬で見透かされ、正直久しぶりにめちゃくちゃ怒られた。社会って世界を知った。そんなこんなで一年半も浸かっていると、他人に気を使っていられなくなる。余裕がなくなる。満たされない自分を満たすように働きかけてしまう。遊びの予定も自分が乗り気にならなきゃ平気でキャンセルもしてしまう。何かで言い争いになったら「もういい。俺の事が嫌いな奴に使う時間なんてないし友達やめてくれ」みたいな気持ちになる事がたまにある

(勘違いしないように、これは誰か特定の人を想起させるような愚痴ではないのであしからず…。あくまでそう考える事がたまにあるってだけ)

ただ、最後にまとめでも言うけど、個人的には昔の自分よりも気疲れしなくて、寧ろ自分らしくいられてるような気がする。他人から見たらどう見えるのか分からんが…。

 

②「真面目」じゃなくなった

恥ずかしい話、自分の長所を「真面目」だと本気で思っていた。就活の履歴書にも堂々と書いてたし面接でも言っていた。「いい子ちゃん面」が得意なように、「講義に全出席する」「表面的に規則やルールは守る」「反抗しない」性格だった。

だけど、やっぱりこれも社会では通用しなかった。いや、「私最初から知っていた」。

ポケモンでもガチ対戦になると「がんばりや」「まじめ」「素直」は能力補正等倍で優遇されないと。ポケモンでも社会でも所詮結果が全て。どのようにポケモンを育てたか、8時間どのように仕事をしているかはつまる所関係ない。「勝てれば」「結果が出せれば」それが全てである。

だからだろうか。今自分の長所はと訊かれた時、自分でも今は「真面目」とは言えない…。(じゃあ君の長所はなんです?って質問はやめてね!鬱になっちゃうから!)

今まで会社をなんどか体調不良で休んだ事あるが、9割仮病を使っている…。辛いとき、心が病んだ時に「これ以上無理したら潰れる」と。あるいは「そこまでする必要はない」とブレーキをかけられるようになった。他にも色んな方面で「手を抜く」事を覚えたし、表面上だけの形骸化している規則には平気で無視するようになってしまった。多分、今が大学生だったら平気で罪悪感も無く講義をさぼってしまうのかもしれない。いや、大学の講義は別だな…。後述するが、一見ここまで大分人が悪くなったように見えるけど、最後の観点より自分の中でも明らか良くなったと言える部分がある。

 

③思考が「前向き」になった。

昔は自他ともに認めるネガティブ信者だった。最悪を想定する、と言えば聞こえはいいが、傍から見たら「小さい」ヤツだったと思う。「無知」や「恥」「不安」を隠す為に「あのぶどうは酸っぱいに決まっている」(イソップ童話:狐と葡萄)めいた事をのたまい、「社会を知った風な顔」をして世間のあらゆる事に皮肉っていた。大学時代の「リア充嫌い」思考もその側面があったようにも思える。大学の講義に意味は無い。真面目な趣味持ってるヤツは異常。クリスマスに浮かれてるヤツは馬鹿。みたいな…。

でも、大学四年生7月に教採不合格を確信して目が覚めて以来、スッと悟りが開けたような感覚に陥った。世の中は腐っているかもしれないけど「当たり前」がこんなにも大切だってこと。当たり前に感動し、当たり前の事を頑張る。大学で学ぶのは単位を取る為ではなく自身の知識、教養を深めて自身の将来の可能性を広げる為。あれだけ嫌いだった「リア充」系の人と出会って色んな話をして素直に関心し、少しずつ知見を広げられている。頑張る事に前向きになった。否定するんじゃなくて肯定的に捉えるようになった。俺めちゃくちゃ良いやつじゃね?

 さらに社会人になってから「アイカツ」に出会った事で益々自分の性格が矯正された。アイカツの影響力についてはまた別記事で書きたいんだけど、あの女児アニメ、オタクと侮るなかれ。まさしくアイカツこそ「当たり前に頑張ること」「当たり前に喜ぶこと」「当たり前に感動すること」を教えてくれた。

以来、いつも自分の目の前はどこかどんよりした曇り空みたいな世界だったけど、今は辛い事も沢山あるけど「世界って自由だ」と澄み切った大空が広がっているように前向きになれている。ありがとう大空お天気。

 

・まとめ

なんだか照れ臭くなったのと、文章がまとまらなくなったのと、文字数がありえん量になってしまったのでまとめ。

まあエゴグラムなんて所詮指標の一つであるわけで。結論を言うと自分は今日、今までの「心」の変化は良かったと思っている。なんていうか、一つ脱皮した気分である。

このまま前向きにぐんぐん進んでいって、潰れない程度に手を抜いて、思考が完全なる「ポジティブ」になれたら良いなと思う。今後は沢山の本や人との出会いを一層大事にしていきたい。大空あかりも言ってたな。

 

「出会いが私を変えてくれる」

 

物事に対して前向きになれた一方、「思いやり」や「協調性」は大分欠落してしまったので、こんな自分でも変わらず接してくれる友人方には本当に感謝の念が堪えない。これからもよろしくお願いします。

いやーしかし、書いてみて思ったけど頭の中でもやもやしている事はどんどん書き出すべきだと思った。大分スッキリした。アイデンティティと自己承認欲求に飢えているので、僕の事を良く知っている方々、僕にジョハリの窓の「自分は知らないが他人は知っている部分」を優しく教えてほしい。以上。

 

また、3年後くらいに同じテーマで書いてみたら面白そう。

 

 

 

 

 
 
 
 

ひたむきで純真…。そんなアイドルのキミが好き

アイカツスターズメインヒロイン、虹野ゆめに関する筆者の恋文です()

 

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・きっかけ

去年の9月中旬、「アイカツ」って概念と邂逅してから早1年。この1年間は虹野ゆめで彩られてきたと言っても過言ではない。アイカツシリーズを通して一番好きなんです。彼女が。

でも、「どこが好きなの」と、時に訊かれ、時に自問し、こう……上手く言葉が出てこず、ずっともやもやしていた。馬鹿正直かつ思考停止で答えれば「えっち」「魔性」「世間をナメている」っていう語彙力以前に脳と心に疾患がありそうな回答しか導き出せないので、ここで一度想う事を書き連ねてみることに。

まとまっていないので様々なテーマと主張が入り乱れるかもしれない。

あ、一応言っておくけど書いてることは全て真剣です!!!

 

・テーマ「人物像」

わざわざ再確認するまでもなく、「アイカツスターズ」において、虹野ゆめは絶対的なメインヒロインであり、主人公である。正直作中ではローラ、真昼、あこも同じくらいスポットが当たってて一緒に成長しているけど、それでもメイン主人公は虹野ゆめである。主人公である以上、ある意味「可愛くて当然」だし視聴者の98%位の人は間違いなく虹野ゆめが好きだろう。だが、全員が全員虹野ゆめが一番好きってわけでもなかろう……。では、自分の中で「一番」足りえる虹野ゆめの要素は何なのか。まずは「可愛さ」に注目してみる。

 

①「可愛さ」

虹野ゆめは「キュート属性」であり、自身の可愛さを商品価値として売り出している)可愛さがチャームポイントなアイドルであるまず、1期の虹野ゆめだが、

世間をナメてますって笑顔がめちゃくちゃ可愛い!

↑この記事のトップ画像みたいな笑顔、最高‼

 

…はい。わかってますよ。ええ。もうお気づきかも知れませんが、自分は大分常人のそれとは感覚がずれているのだろう。この「アイカツってまだよくわからないけどとりあえずたのし~~~♪」みたいな純粋な表情が見てて微笑ましいし愛らしい。

何故世間をナメているって表現が出てきたのか。今にして思えば心当たりがいくつかある。一つ、スターズを見る前の自分にとってアイカツのラストは無印101話だった。

ソレイユや2wings、WMにあかり。誰もが本気の本気、水を差す事なんて許さない位真剣にアイカツをしていた。やがて同じ道を歩むであろう、虹野ゆめは一方その頃…。みたいなギャップがあった。(誤解しないように念のため。等身大の中学生としてはまだ本気になってない方が寧ろ自然だと思います。)

そして肝心のスターズでもローラや真昼、白鳥ひめがカリスマ性を纏っていて、明らかにアイカツに対してこの時点で本気だった。やっぱりギャップである。

 

他に可愛いといえば、後は「表情が素直でころころ変わる所」だと思う。虹野ゆめは自分を取り繕ったり、聡い嘘を吐いたりする事が出来ない子である。笑う時は笑い、泣きたい時は泣き、怒る時は怒る。当たり前の、だけど混じりけの無い純真は表情は、見てて建前と嘘で塗り固められた現代社会でも希望の光を照らしてくれるのである。

後は私服!2期から皆の様々な私服姿が公開されてるわけだが、どれもこれもほんとに可愛い。

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時に髪をお団子にしたり大人っぽい服だったり都会の女子大生っぽい恰好してたり見てて飽きる事が無い。女の子だから服を沢山持ってるのは普通なのかもしれないけどなんとも言い難いユメズ・ファッション、独特の中毒性があるので公式は私服コーデをまとめたファンブックを出してほしい。

 

いきなりあり得ん長文になってしまった。まだ書きたい事の3分の1も書けてない。次のテーマ、行こう

 

②「えっち」

 

断言する。誰がなんと言おうと虹野ゆめはえっちである。ゆめが淫乱JCなわけではない。(それはそれで最高に興奮する)無自覚に性的なオーラを放出しまくってるところが最高にえっちなんだ(筆者談)

虹野ゆめは現在中学2年生。1年の頃から軽率に肩は出すわヘソチラするわ脇見せつけるわ散々なのだが、2年生になってからまるで実際の第二次性徴を尊重してます言わんばかりにえっち度が増している。ちょっとあまりにも長くなるから詳しく書けんがぜっったい今の虹野ゆめ、ふわもこな髪からはフローラルな香りが半径5メートル離れてても漂ってくるし、10メートル離れててもレインボーベリーパルフェの名の如く成長途中の甘酸っぱい良い匂いをまき散らしている。そして衣装の下は「女性」としてすくすく成長して出すとこ出してるってとこ。すらりとした足や健康そうな肌、性的なおへそからそれらは想像に難くない。ほんと結城すばるを始めアイカツ界の同年代の男子はどれだけ虹野ゆめの所為で日々苦悩しているのか。考えただけでも残酷である。(俺もだよ畜生!)

 

ああ、他にも筆者が勝手に生み出した固有概念「ゆめ(19)(自称)」とか「同じ学部の虹野さん」とか「実在性虹野ゆめ」とかめっちゃくちゃ語りたいけどこれ以上は怒られそうだし何より本当に書きたい事に全然辿り着けないからこの辺で!次!

 

③「声」

ちょっと文量の都合で省略!次機会があったら!一言で言うなら歌下手じゃないし癖になる激甘ボイスにワクワクが止まんない!

 

④「すばゆめ」

これは書きたいな…。

前述の通り、無自覚に可愛さとえっちさを振りまいてるからその香りに釣られて言い寄る男もぞろぞろ出てくるってワケ。

そもそもアイカツスターズになってから、それまでは控えめだった「男女の関係」をそれだけで1話作っちゃう位全面に押し出してきている。説明しよう。いやさせてください。

FGOで表すなら虹野ゆめは第三スキルがとても強力である。その名も。

 

魔性EX(対象を永遠に魅了状態にする)

 

どれくらい強力かと言うと、虹野ゆめの事を「ゆでだこ」って散々からかっていた(今思えば小学生中学生レベルの、好き嫌い以前に口から出てしまうおふざけ感覚のからかい)あの国民的アイドルM4、結城すばるを一瞬で「魅了」状態にしてしまう程である。

 

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これが……

 

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これである……

 

「ゆでたこ」取りが「ゆでだこ」になってしまった瞬間である。

傍から見るとこんなバレンタインの夜更けに二人きりでこんな表情して男女2人きりで歩いているのはどう見ても彼氏彼女のそれである。

そしてタチ悪い事に、昨今のこの「すばゆめ」という関係性、「結城すばるの片思いであり、虹野ゆめに恋愛感情は一切芽生えていない」のである…!女児アニで頬を染めるのが女の子じゃなくて男の子ってこれ一体どういうわけ?どっちに感情移入すればいいの??この後どう進展するの????公式俺を殺す気なの?????

 

とにかく、喧嘩から始まったこの2人が、43話という長い月日を得て、今では「一番星を目指す」って共通の夢を誓い合ったライバルまで仲が発展している。

波乱万丈なアイカツ人生、努力と夢を追う途中に恋愛の一つや二つ起きるのが寧ろ自然だろう。

現状ヘタレな結城すばるは虹野ゆめに自分の想いを告げられるのか。或いは捻くれた態度を取り続けてしまうのか。もしくは鈍感で無自覚な虹野ゆめがすばるの想いに気づくのか。はたまた結城すばるのカッコよさ、男前な姿に気づかされるのか。そして、恋愛感情が芽生えてしまった時、ローラや小春とは違ったその感情にゆめはどう向き合っていくのか。考えれば考えるほど妄想が止まんなくって布団の上で悶えてしまう。

結局すばゆめの何が良いかがあんまり語れてないけどひとまずこの辺で。公式お願いしますよほんとに…。

 

・テーマ「アイドルという生き様」

さて、ここまでこれでも散々端折ってやっと辿り着いた本題、核心に迫れる。もしここまで読んでくれた人がいるなら「なげーよ」と言わずにここだけは読んでほしい…。

 

アイカツは「アイドルという夢を目指した女の子の努力の物語」だと個人的に思っている。そう、虹野ゆめというアイドルの生き様に、24歳のいい年こいた大人が本気で泣いてしまった事がある。

「全話尊い」とか「あれもこれも泣いた」みたいな感想は正直胡散臭いと個人的に思っている。だから正直に言いたい。現時点において、僕が本気で泣いたのはこの一連の流れ、その1回である。

 

29話:「本当のライバル」 ←ゆめVSローラ

30話:「七色のキャンディ」 ←小春との別れ。ゆめの挫折。チカラの代償。

35話:「選ばれし星たち」 ←謎のチカラと恐怖。立ち向かうゆめとひめ。

 

 

・29話「本当のライバル」

この回はゆめは勿論の事、ローラにとっても大きな大きな一話である。1期のこの頃、虹野ゆめはまだ世間をナメていた。もう少し言葉をちゃんとするなら、

「まだ皆と楽しくやれていればそれで楽しい。勝っても負けても楽しい」

といった感じだろうか。要は、この時点で虹野ゆめは純粋にアイカツを楽しんでいるが、震えるような高み、一番星を目指す事に本気じゃなかった。

一方、ローラはその点、ゆめより先を見ていた。ローラは今までゆめに勝った事も負けた事もある。但し、負けた時は圧倒的な実力差で負けている。自分は誰よりも、ゆめよりも努力をしている筈なのに、だ。当然、ローラはゆめの持つ「不思議なチカラ」など知る由もない。

「ゆめに負けたくない…!」

そんなローラにとって、ゆめに勝つ為の方法は「ゆめよりも努力(アイカツ)する」事だった。ゆめもローラも中学生、そう考えて当然だ。

ゆめとの決戦が近づく中、「2人なら最強でしょでしょ?」と豪語する位仲が良かった2人。それなのに、ローラは「スイーツを食べに行こう」というゆめの誘いを断って、まるで「こっそりと」とでも言うように一人練習を重ねた。この時、ゆめを一緒に練習に誘ってもよかったはずだ。でもそうしなかった。「ゆめに負けたくないから」。

そんなローラの変化にゆめは首をかしげ、この時点で一番大人びている真昼はローラの心中を察し、ローラと共に練習する。

「確実にゆめよりもアイカツした。絶対ゆめに勝てる」

決戦当日。自信に満ち溢れるローラに、ゆめは怖いくらい普段と違う彼女の違和感を覚えながら、2人は決戦のステージ「1,2 sing for you!」を迎えた。

「ここからは、私の時間!!」

衣装もステージに合わせ、ローラの得意なロックな楽曲。実際、ダンスも見ていてはっきり分かる程ローラの方がゆめより勝っていた。

だが…。

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「そんな…ゆめ……?」

曲のクライマックスで、ローラはゆめの変化に気づく。ゆめはゆめで「ローラに負けたくない。私が一番になる!」という想いから無自覚に不思議なチカラを発動してしまう。

「まるで自分が自分じゃないみたい…」そう思わせる程完璧で、人を魅了させるライブが出来てしまうその力。強大チカラの象徴であるゆめの「巨大な虹のオーラ」にローラのオーラはかき消され、アピールもゆめに奪われ、ステージはゆめの独壇場となった。

 

結果は明らかだった。虹野ゆめの勝利。桜庭ローラはゆめに敗北した。

あまりの悔しさに、自分の感情が抑えられなくて、ローラは誰とも顔を合わせず会場を後にする。一方ゆめは居なくなってしまったローラに対して「私とローラは親友だから」とローラを探しに行こうとして、真昼に止められる。「ローラの気持ちも考えて」、と。しかし、ローラがどれだけ本気だったか分からないゆめは真昼の言っている事がイマイチわからない。

 

ローラはその後、アンナ先生と出会う。「残念だったな」と、労わる先生に、ローラは自分が誰よりも努力した事、負けるはずなかった、という胸中の想いを告げる。

しかし、アンナ先生はローラに同情する事なくピシャリと、突き放す。

「それで勝てると思ったのか」

これにはローラも激情する。

「ゆめの個性には、どんなに頑張っても勝てないって言うんですか!?」

努力は報わる筈じゃなかったのか?私の努力は無駄だったのか?

この、相手が先生だろうが激昂する等身大の中学生の姿をしたローラが痛々しくて、でも美しくて。努力したって報われない事がある。その辛さ苦しさを俺も良く知っているから、ローラの剥き出しの感情に心打たれるものがあった。

「そうじゃない」アンナ先生は、静かに、そして優しく言った。

このセリフ、冗談抜きで人生の指針となる言葉だった。マジで、何度でも胸に刻み付けたい。

 

個性は人それぞれ。全く同じものは無い。

同じ事をして、勝った負けたなんて思う必要は無い。

ましてや、もう勝てない、なんて思うのはナンセンスだ。

お前は、お前のやり方で光り輝けばいい。

自分たちのやり方を見つけた上で競い合う。

それが、本当のライバルだ。

 

勉強もスポーツも趣味も絵も。努力はしている筈だが上は遥か遠く届かず、何度も絵を描くのを辞めようと思った事がある。マジで。だけど、俺にも自分の個性、自分のやり方があるはずだ。SNS上のいいねの数で勝った負けたなんて思う必要はないんだって。

(ま、自分はまずその努力が足りてないんだけど)

 

アンナ先生のこの言葉で、ローラは救われたのだ。

 

・30話「七色のキャンディ」

ローラとの決戦が終わり、学園はいつもの日常に戻る……筈が無かった

ここから、ゆめと、ゆめを取り巻く環境が大きく変わっていく。これは個人的見解なのだが、30話はアイカツスターズの1部の最終話。31話からはアイカツスターズの2部であると思う。

この辺りの描写が神域レベルで巧い。

まずローラ。ゆめに敗北したが、ゆめに追いつく、レールの先にゆめを見据えるのではなく、「自分らしいアイカツ」を目指して違う道を歩みだす。ローラはこの時点でゆめよりも精神的に成長し、29話の「ゆめを突き放して自分が強くなる」ではなく、「本当のライバルとして、道は違えど対等である」とし、本当の意味でアイカツに真剣になっていった。良い意味で、仲良しこよしの関係は終わりを告げた。

そして小春。日常の多忙の最中、ついぞ切り出せなかったゆめとの別離。変わらないゆめを置いて、ローラが去り、小春が去り、ゆめは一人になってしまった。

世界が変わりつつあった。

避けられぬ別れなら、せめて笑顔で送り届けよう。ゆめは小春の為に最高のステージをしようと決意する。アイドルの生線足る喉に謎の違和感を残しながら。無自覚とは言え、最高のステージを欲しいままにしてきた代償が回ってきたなどと、思う筈も無く…。

奏でる楽曲は「So beautiful story」。ページをめくる度に小春との想い出が蘇り、しんみりとしながらも送別会は感動に終わると誰もが思った。ゆめ自身も。

しかし…

本人の意思とは関係無く、気持ちの高まりに応じて暴走する不思議なチカラ。知らずの内にゆめの身体を蝕んでいたそれは、とうとう隠していたその牙でゆめに襲い掛かった。

 

ゆめはステージの途中で意識を失い、その場で倒れ込んでしまった……。

 

ステージを見守っていた小春、白鳥ひめを始め、会場は騒然となり、医務室へと運ばれる虹野ゆめ。誰よりも、彼女の身が心配であった小春だが、残された時間はもう殆ど無かった…。

 

気付けば白い天井。「あれ、自分はステージで歌っていた筈じゃ…」そこでハッと目を覚まし、亡霊の如く小春の元へ向かおうとするゆめ。だが、意識を失う程衰弱しきっていた身体はベッドから降りて立ち上がる事さえも許さない。

痛々しい姿に見かねた白鳥ひめは辛くもゆめに告げる。

「小春はもう出発したわ。直前まで、貴方の枕元にいたのよ」

 

もう、行ってしまった。

 

「そんな……。私、ちゃんとお別れしたかったのに…。」

大切なステージを台無しにしてしまった事、笑顔で小春を送り出せなかった事。

自分の無力さにゆめは打ちひしがれる。

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一体、誰がこの結末を予想しただろうか?

29話から一転、急直下な展開。虹野ゆめにとって初めての挫折だった。

楽しかった筈のアイカツが。楽しかった筈の日常が、一気に崩れ去っていく。

ただ一言、小春にお別れを…。

ぐちゃぐちゃに感情が渦巻いて、白鳥ひめが不思議なチカラの正体について説明するも、最早ゆめの心はそこに無かった。

「ごめんなさい。わかりません…」

このセリフ…ッ! この台詞を初めて聴いた時の背筋がゾクッとする感覚、今でも忘れない。あのゆめが。白鳥ひめに憧れて「ひめ様」「ひめ先輩」「ひめ先輩のようなS4になること」……。誰よりも尊敬していたひめ先輩の言葉であっても、小春ちゃんの事がただただ胸いっぱいで、「訳の分からないチカラ」の事なんて、今更頭に入らない。単なるひめ先輩ファンではない、ゆめの奥底に眠る芯、本当の強さを感じた一瞬だった。

 

自室に戻り、小春の残してくれた「七色のキャンディ」に気づき、再び涙する虹野ゆめ。だけど決意する。もうあんなステージは2度としない。

「ここが私の、新しいスタートライン…!」

 

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ローラに続き、ゆめもまた変わっていくのであった。

 

・35話「選ばれし星たち」

本当は32話についても書きたかった。心機一転、新たなスタートラインを決意するもステージをする事に恐怖を感じてしまい、立ち往生していたゆめの背中をそっと押す「one step」。それまでのスターズ楽曲とは一味違った、遥か遠い空を見つめるような曲調への想いを書きたかったが…何より時間と文字数が…(現在6915文字)

涙を呑んで本命の本命。クライマックスへと移ります。

 

小春との別れから4話が経過し、ゆめの体調は今まで通りに良くなった。しかし、問題は解決していなかった。ゆめの持つ力の正体は「このまま使い続けると永遠に歌えなくなる」というもの。ゆめは、この恐怖に縛られて、前へと進めなくなっていた。

 

…不思議なチカラの設定はファンタジーだけど、こう、問題にじっくり向き合っていく描写はそれだけで本当に感動した。女児アニだから自分が何かを言う権利は無いし、仕方がないんだけど、個人的には「1話で問題が起きてその回で解決する問題」「励ましの言葉をもらったら途端に解決する問題」は話としては薄っぺらいなーって思ってしまう。問題自体は深刻そうに描写されていても、「その程度で解決しちゃう問題なんだ」って。(勿論その時その時の展開、演出によるけどね…)

困難なんてあって当たり前。努力し、泣き、笑い、時に傷つき、それでも雲を掴むように手を伸ばす…。そうしてやっとの思いで辿り着けるのがアイドルって「星」であり、だからこそ皆憧れるものなんじゃないかなって。

話が逸れてしまった。

 

不思議なチカラと向き合う為に、改めてひめ先輩から説明を受けるゆめ。しかし、問題の根本的な解決は見えてこない。それでも、立ち止まったままでいる事を周りは許してくれなかった。

「ひめ先輩のステージのゲストに、私が…?」

学園長からの、突然の宣告。

ゆめにとって、とんでもない話だっただろう。ただでさえ「永遠に歌えなくなる」事を恐れて一人で歌う事すらままならないのに、憧れのS4、白鳥ひめと共演する…?

ひめ先輩は乗り越えられたかもしれないけど、雪乃ほたるは乗り越えられなかった。そして、引退してしまった。…自分もそうなってしまうのでは?

 

「立ち止まっている暇などない!」

「あの力の為ですか?」

「怖い…だから、嫌です…」

 

それからゆめは完全に足がすくんでしまい、周囲もゆめの様子を気に掛ける程に。どうにもならなくなってしまい、ゆめはとうとうローラにチカラについて打ち明ける。

「今まで勝っていたのは、不思議なチカラのおかげ…」

「ごめんローラ…これまでの勝負を無かった事にして始めからやり直したい…」

多分、ゆめは気づいていたと思う。29話のあの時も…。自分は、この不思議なチカラの所為でローラとの真剣勝負を踏みにじってしまっていた事を…。

しかし、ローラはゆめを責める事は無かった。負けた事も全く気にしてないし、後悔もしていない。その代わり、いつもと変わらぬ調子で告げる、親友だからこその最上の励まし。

「プレミアムレアライバルになって、かかってきて!弱気なライバルなんてつまらない!」

違うレールを歩いているけど、また繋がる時は絶対くる。ゆめとローラ、改めて本当の友情を感じた瞬間だった。

 

そして、ついに強制的に白鳥ひめのライブ会場に連行され、ステージに立つことを強要されるゆめ。

 

「怖い…だから、嫌です…」

 

憧れのひめ先輩と同じステージに立つプレッシャー。永遠に声を失ってしまうかもしれない恐怖。2つの重圧に板挟みにされ、ゆめは感情を抑えられなくなって泣き出してしまう。でも……。

 

「でも…!S4になる夢を諦めるのはもっと嫌…!」

 

よくぞ言ってくれた…!もうこの時点で涙腺ガバガバだった。恐怖に抗って、絞り出した、諦めたくないその一心。大人になると、とっくに夢なんて諦めてしまっている。それを、まだ中学生のゆめはこんなにも勇気を振り絞って断言したのだ…。カッコ良すぎる。1話の頃から「好きな気持ちグラフ」でスターズの誰が好きになりそうかなとか言ってた自分は完全に虹野ゆめというアイドルに釘付けになっていた。

 

だが、ここがまた演出の巧い所。勇気を振り絞ってはみたが、いよいよひめ先輩との共演の間際、ゆめの心は限界近くまで追い詰められていた。

「ひ、ひめ先輩……私……」

声が震えていた。ガチガチに体が強張っていた。強さの反面、脆い部分を垣間見た。白鳥ひめも異変に気付き、居ても経っても居られずゆめを抱きしめる。

「ごめんなさい……」

自分が経験したから、同じように考えてしまっていた。ゆめがこんなに苦しんでいたこと、甘く見ていた。わかっている、「つもり」だった。だから、ごめんなさい。

せめて……ゆめの不安が少しでも和らぐなら。白鳥ひめはゆめに自身のPRドレスを渡す。ゆめが大好きなmy little heartのシークレットダイアリーコーデ。

「私が導いてあげる…。どんなに怖くても、私が傍にいるから…!」

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ひめ先輩…!!!

こんな素晴らしい先輩、見たことない…。

ひめ先輩は1話で言っていた。

「道に迷った時は、私たちS4を見てください」

あの言葉に偽りはない。私が照らして見せる。真っ暗闇の中、それでも前に進もうという勇気を持つゆめちゃんの道を……!

そして、ついに。

最高のクライマックスの熱を帯びて、ゆめとひめ、渾身の「So beautiful story」が始まる……!

 

 

ページをめくる度に新しいキミがいるね

泣きたい朝には 虹咲く花園 

一人きり 心のほとり 佇み 凛とするの

真昼の空にも 紛れない光りで

微笑んだその横顔に惹かれてしまうよ

背表紙に刻む 夢のタイトルは

何より相応しいキミの名前

 

小春に最後まで届けられなかった歌。

ゆめにとっても、ひめにとっても世界でたった一つの物語に立ち会える奇跡。

ステージの最中、ゆめはやはり不思議なチカラを発動してしまいそうになった。

だが、ひめ先輩のオーラが優しく包み込んだ。29話の、ゆめがローラのオーラを消し飛ばした時のような荒々しさではなく、そっと抱き留めるように受け止めた。

 

世界で一つの物語に立ち会える奇跡

ページをめくる度に知らない気持ちをくれる

ずっと追いかけてたいよ your story

 

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結果、ゆめは不思議なチカラに頼る事なく、無事にステージを終える事が出来た。

僕はあまりの感動に暫く茫然自失としていた。今まで散々書いてきたけどここに来て言葉を失ってしまった。

この回は結局ゆめのチカラの解決にはなっていない所が個人的には更にグッドポイントなんだけど、ゆめちゃんの魅力を語るのにこれ以上言葉はいらない気がする。そろそろ幕引きにするか。

 

・終わりに

…なんか、最後実況になってしまっていた。とにかく、僕はゆめが見せる心の弱さ、それを跳ね除ける勇気、一歩ずつ前に向かっていく姿に心打たれた。

そんな彼女だからこそ、「アイドル」という一番星はとても眩しく、輝くもので、夢と称するに相応しい。

形は違えど、人生はアイカツだと本気で思っている。

仕事も。絵も。無我夢中で夢を追い続けたその先に、ゆめと同じ景色が見られるように……。

2期になってから激アツの連続で、興奮と、感動と、時には不満もあったりするけど、今はこの辺で。ゆめの成長を見守りたいと思う。

 

春ちゃんがゆめちゃんのファン第一号で、自分はその第……XX番目でもいい。最後まで応援させてほしい。

 

頑張れゆめ!

 

女児アニと虹野ゆめに本気で恋をした大人の想いの発露でした。

 

 

 

 

 

 

 

小旅行記~人生というリアル脱出ゲームから脱出したい~

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2人でお台場にガンダムと未来科学館を見に行って、浅草でリアル脱出ゲームをしてきた。

 

はい、今「2人」って言葉に「お?デートか???」って勘ぐったアナタ、さては童貞ですな?

残念正解は同じ大学、漫研出身の信頼出来るオタクとでした!

オタクだってお台場や浅草にも行くんです。

 

●プラン

お台場→ガンダム立像→未来科学館

浅草→リアル脱出ゲーム→雷門

 

実際、行ってきたのは丁度一週間前だった。ほんとはその日の夜に感想を書こう思ったんだけど、一日熱っぽくて次の日仕事だったから体調を優先したってワケ。カラダは資本。いやー自己管理出来てるわー俺。

(今週は毎日23時近くまで仕事して、金曜は会社を出たのが0:00だった…)

とにかく、この一週間、脳と海馬の忘却補正A+のおかげでいい感じに記憶から薄れそうだったから気合を入れて書くってわけ。何度も言うが、ブログを書くのは経験や想いを形に残し、自分の人生を彩る為である。そう、自分の為だ。

 

・お台場~ガンダム立像~

友人、ティーアの提案でお台場に君臨せしユニコーンガンダムを見に行った。その前に昼食を摂る為になにやらモールみたいな所入ったんだけど、洋風の街並みを模倣した壁紙やらおしゃんてぃーな噴水があってちょっと気まずかったから、

(ひょっとしたらガンダムもデートスポットになっているのでは…?巷ではガンダムって隠語もあるしな…)

…と、内心穏やかじゃない!状態だった。しかし、実際にモノを見ると一気に少年魂の血が騒ぐような感動があった。

スゲェ!!これ、マジだ……!

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実際、僕はガンダムを殆ど知らない。にわかとか以前の問題で見てない。精々縁があるとすれば、小さい頃500円で買えるイージスガンダムのプラモを作った事があるのと、友達の家にあったガチャポンウォーズっていうゲームキューブのソフトの中で知った数体の名前くらいである。(ソードストライクとナイトガンダムはカッコいい。クインマンサはでかい。とか...)

でも、そんな僕でもこのユニコーンガンダムは感動した。まず大きさ。真下から見上げると顔が隠れてしまう程デカい。そして機体兵装の作り込み。ハリボテとか集客目当てとかではなく作る事に本気を感じた。さすがプラモの王道って感じだ。個人的にはこのユニコーンガンダム、ガッシリとしていてその時点でかっこいいんだけど、現代的なフォルムとシンプルな色調が気に入った。自分もこんなガッシリとして立体感のあるメカとかマシンの絵が描けるようになりたい…。

 

その後、折角なのでガンダムストアに立ち寄ったのだが、その規模のデカいこと。例えるならこれがアイカツだったら狂喜乱舞して舞い踊ってしまい店員から注意され出禁になってしまうくらい広かった。初代シリーズからおよそ全てのガンダムが博物館の如く飾られててプラモなんて全部同じに見えるわwってくらい夥しい数がラインナップされていて、見てるだけで楽しかった。(友人ティーアが色々解説してくれた)

ガンダムがデートスポットじゃなくてよかった…。

結局、今まで特に興味の無かったガンダムだけど、これを機にせめてユニコーンは見たいと思った。また、ガンダムに限らずプラモとかも作りたいなって。思えば小さい頃はレゴやジグソーパズルを楽しんでた記憶あるし今でもその心は忘れやしない。ただ、今の生活には無心でそれを楽しむにはあまりにも忙しすぎる…。定年が75まで延びるとかなんとか噂を聞くけど、正気じゃない。そんな年まで働きたくないわボケ。

話が逸れてしまったのでお台場はここまで。

未来科学館についても書こうと思ったけど、あまり見る時間が無くて写真も無かったので、もし次があるならその時じっくり書きたい。実際、好奇心を刺激されまくってめちゃ面白かった。

理系面して知識を披露すれば彼女も胸キュン☆デートスポットとしてもおススメですよ♥

 

・浅草~リアル脱出ゲーム「追跡者Xからの脱出」~

最近、リアル脱出ゲームも趣味と化しつつある。リアル脱出ゲームとは、例えば牢屋

とか実験室とか遊園地とか。物凄くリアルに作られた、或いはリアルな場所そのものに密室状態で閉じ込められて、チーム(身内、または初対面の人)で協力しながら散りばめられたヒントをかき集めて頭を捻って、仕掛けられた謎を解き脱出を目指す体験型のゲームである。flashゲームやゼルダの伝説で出てくるような謎を実際に頭と体を動かして解くから「リアル」脱出ゲームである。

 

場所は浅草。自分は既に講演されている「REDROOM」「ある都市伝説からの脱出」を経験していた。両方とも敗北した。頭が足りなかった。

だから今回参加した「追跡者Xからの脱出」は3度目の正直ってヤツだった。このまま敗北を重ねればリアル脱出ゲームで童貞脱出ワンチャン狙う出会い厨って思われてしまうかもしれない…。これは、威信を賭けた戦いである…!(真面目な話、リアル脱出ゲームでは完全に参加者はランダムなので、出会いとしては使えません。大人しく街コンにでも行きましょう)

 

・チーム結成、ゲームスタート

チームは6人だった。正確には、2人チーム3ペアだった。……お分かりいただけただろうか。年齢と共に童貞レべルの鍛錬を怠らない意識の高い我らオタク以外の他4人は、どちらも!右も左も!!カップルだったのである!!!

 

( ゚Д゚)

 

↑時代に不適切な顔文字を使ってすまない…。でもほんとに心中はこんな感じだった。

分からない。何が分からないのか最早わからない…。もうすでにゲームは始まっているという事か…。

 

そして、いよいよ始まってゲームスタートする。今回のリアル脱出ゲームは、今まで経験したものとゲーム性が違うのだが、「追跡者Xからの脱出」という仰々しい公演名の割には雰囲気もコメディというかウェイ系大学生が喜びそうな感じだった。

冷や汗が出た。隣の友人ティーアが帰りたさ全開みたいなオーラを放ってると思うと冷や汗がとまらんかった。

 

実際、始めるとそんな事を考える余裕がなくなった。ネタバレになるからあまり深い事は書けないけど、この「追跡者Xからの脱出」は一般的なリアル脱出ゲームとは違った趣旨の内容だった。部屋から脱出する為に仕掛けられた謎を解く、ではなく、迫りくる敵から部屋にあるものを使って罠を仕掛けて撃退せよってもの。頭を使うところは変わらないからこれはこれで楽しめた。

制限時間は1時間だが、時間一杯フルで頭使った。リアル脱出ゲームの良いところは、ほんとチームで協力しないと謎が解けない点である。違う物の見方、考え方を持った人が集まるから詰まっても活路が見出せる。謎が解けた時の達成感が何倍にもなる。

始めは「なんだ、簡単じゃんw」と調子に乗っていたが最後は撃退条件が複雑で難しく、情報と対抗策を頭の中で整理出来なくて置いてけぼりになってた。

 

正直、残り時間5分を切ったときには若干諦めかけてた。しかし、メンバーはそんな雰囲気を微塵も見せずに必死だったから自分も無我夢中で無い頭を最後までフル回転させた。仕事よりも頭を使った()。そして最後の最後、チームメンバの一人がある違和感から閃いた策を使って……

結果、残り時間30秒でクリア!!!

ほんとギリギリだった。感極まった。浅草3公演3タテにはならなくて本当に良かった。この達成感がめちゃくちゃ気持ち良くて最高に楽しくて。諦めなくてよかった。他のメンバもめっちゃ騒いでた。テンション上がり過ぎちゃって、出会って一時間経っていない人と思わずハイタッチをしてしまい、はたから見たら完全にウェイ集団のそれだった。

 

~終わりに~

終わった後、興奮の熱が冷めぬまま雷門を観光した。初めて行ったけどめちゃくちゃ迫力があって、常に非日常を求めてる自分はテンション上がりっぱなしだった。めざとくおみくじガチャを見つけてガキのようにはしゃいで引いた。結果、またもや「大吉」だった。良いことしか書いてなくてそれは嬉しかっただけど、内容には「努力をすれば」の条件付きだった。ほんと最近そればっかり書いてあるけどまさしく自分が試されているって僕は解釈したよ。頑張ろう。色々と。

そして、夕飯としてちょっとリッチめなお店に入り、勝利のかつ丼とビールを味わって友人ティーアとサシの語らいを楽しんだ。めちゃくちゃ充実した一日だった。

 

仕事では死んだ魚の目をしている分、休日はめちゃくちゃ楽しく過ごせている。メリハリがあって良いと思うし、仕事が無い日まで仕事に負けてはいけないと思ってるから。

 

この日を機に、リアル脱出ゲームまたやりたくなったし、謎検定なるもの(受講費4000円)受けたくなるくらいにはモチベが上がった。折角だし謎解き強者になりたい。小さい頃から遊びでも勉強でも頭を使ってこなかったから最近この手の脳トレがほんと心地良いんだ…。

 

とりあえず今日はここまで。皆もリアル脱出ゲーム、しよ。